ども、すずきんデス。

コロナ禍真っ只中に見つけたシュワちゃん(神経鞘腫=Schwannoma=シュワノーマ略してシュワちゃん)。
主治医→ヒアリング専門医→MRI→手術をしてくれるという執刀医じぇーん&俺様フランキーに会う→手術のための前準備→いよいよ手術の日です。

朝5時半。
すずきんは病院の手術受付の手続きをする場所にダンナと立っていました。
手術ロビーでしばらく待った後、個室がいっぱい並んだ場所に通されました。各個室はベッドがあるだけの狭い空間で、ここで最後のアルコール消毒(身体全体を拭いてから手術着に着替える)をしたり、看護師さんが何やら説明に来たり。
最後に執刀医じぇーんと俺様フランキーが来てくれました。二人とも手術用の服で帽子もマスクもバッチリ着てて、個室にやって来てくれた瞬間は誰だかも分かりませんでした(汗)。
他にもナンチャラ専門医がたくさん来てくれた中ですずきんが「すごい!」と思ったのは、神経をモニタリングしてくれる専門の人。
残念ながらすずきんの右耳はもう駄目になると言われていましたが、今回の手術の焦点のひとつは「いかに顔面神経を傷つけないで済ますか?!」でありまして、その鍵を握るのはコノお方に違いない!と思いました。
頼むよ〜ぅ顔はなるべく温存してくれぇ〜、と祈るような気持ちでした。


で、その後はあれよあれよとベッドに寝かされ、ダンナとは「んじゃ、後はヨロシク」と挨拶もそこそこにお別れして、ベッドごと手術室に移動させられました。
おぉ〜、手術室に到着。
広いけどゴチャゴチャ物がいっぱいあるなぁ〜とノンビリ思った瞬間。
だーんっ!!
目の前シャットダウン。
(誰かが「始めます〜」とか「今から麻酔します」とか言ってくれるかと思いきや、まったく何の兆候なく本当にいきなり“闇になりました)
おねんね。

途中、うっすら起きたのを覚えてます。
女の人達が笑いながら「どうします?この人(←すずきんのこと)全然お腹に脂肪が無いよ」「ワハハ本当だ〜、ちょっと横にしても、、、あぁ無いねぇ困った」なんて会話をしておる!
事前に、お腹の脂肪をちょっと切って頭に移植する話は聞いていたのでその過程だってのは分かったけど、、、何よ?この呑気で明るい会話?!
と思ってたら、突然話しかけられました。
女の人:「オッケー、すずきん。Be Brave.」
え?え?
切るの?
まだ意識があるんですけど?!
と焦った瞬間、だーんっ!
また、シャットダウン。

12時間の大手術でした。
手術後まる1日は集中治療室に居たのですが記憶は無いです。
その後一般病棟に移されたり、またMRIだのCTスキャンだの撮りにベッドごと移動させられたのは覚えてますが、ひどく断片的です。
つまり手術日含め2〜3日は殆ど覚えていません、、、。