フクロウは黄昏に飛ぶ -24ページ目

フクロウは黄昏に飛ぶ

アレルギー体質と上手に付き合いながら、ニコニコで過ごすための記録

アフタヌーンティーの後、銀座松屋で開催中の「白洲正子ときもの」展に行ってきました!



とあるブログをきっかけに白洲正子さんに興味が湧きました。
とあるブログというのが、こちらのブログです。
「補正なし 着物」とGoogle検索していたときに出会いました。

引用元→着物に補正はいらない「 結月美妃の"あれアレこれコレ"」
http://ameblo.jp/yuzuki-miki/entry-10910859992.html?frm_id=v.jpameblo&device_id=967d178752bd4837a0f27fee26004204

補正しまくって丸太のように着物を着るのは不自然ではないか、ということを白洲さんが
話しています。
着物を普段着として着るのに、補正しまくって身動きとりづらいというのはいかがなもんかといった次第です。

私は着付け教室に通わない、にわか着物ファンですので、
きっちり着付けるというより、手早く、楽に着る方法が気になります。
補正なしでステキに着こなせるなら、そっちを目指したいかな。

きちんとした場所には、絶対自分で着付けられないし↓

そもそも着付けは祖母と母(どちらもうろ覚えだった 笑)から習ったため、かなりカジュアルな着方です。二人の記憶が曖昧なところはyoutubeで補完しました 笑
そのくらい、いい加減に着ていますので。

それと、小学生の頃に聞いたであろう
「江戸時代の美しい女性を表現する言葉で『柳のような腰をした女性』という」
なんて話を覚えていて、腰やら胸やらタオルや綿で補正しまくる着方って一体誰の美学なのかな?という疑問がありました。

で、前フリが長大になりましたが、私と着物の関係はこんな感じなので、参照ブログ中の白洲正子さんの言葉に心惹かれ、このたび特別展に訪れた訳です

銀座松屋8階は着物を着たご婦人がわんさか来場中でした。
入場料1,000円なので気軽に入れます。

入ってすぐには白洲正子の年表と、実家が裕福なことがわかる着物やら帯やらが展示されています 笑
それにしても正子さん、洗練されています✨✨

若い頃の着物は母 常子さんの趣味か絢爛なお着物が多いのですが、
結婚してからの着物は正子本人の趣味で
絣や紬などのシンプルな見た目の着物が圧倒的に多いです。
帯も名古屋より手軽に結べる半幅帯と合わせています。

着物はきなりの色か、藍染などナチュラル、モノトーンといった感じ。
柄はモダンなパターンが多く、何というか着物界のモードだと思いました。

足を踏み外したらオバサン臭いか、夜の仕事っぽくなる超キメキメ、ガチガチ着付けでもなく、
かといって大正ロマン気取ったらコスプレ感満載になりました的着付けでもない
…何と言ったらいいのか表現が見つかりませんが、今まで見たことがない着物です❗❗

目を見張ったのは帯との組み合わせ 帯がかなり攻めています 笑
展示プレートには「インカ柄」「アラベスク柄」「コプト柄」…
それこそベリーダンスの方でお目にかかるような色鮮やかな柄物の帯が、
モダンな着物に映えています✨✨

帯揚げは帯の中にしまって見えなくしていたので、がっつり覗き込んだところ、
草木染めのような色合いの無地の帯揚げを使っていました。

都会的なモノトーンシンプル、アンチ都会なナチュラルファッション、大胆なトライバルパターン…何かハイファッションのランウェイを見ているかのようです。

こういう着こなしなら、ぜひ真似したい!!(こんな高価な着物は買えないけど)

正子さんの格言的なものが、会場のところどころに展示されているのですが、
私が注目したのは彼女の宝飾品が展示しているあるところにあった一文。

  私の気に入ったものは、とても高価で手に届きそうにはありませんので
 古代ガラス玉などを集めて楽しんでおります。(中途半端引用)

リアル裕福なご婦人の手に入れられないって、どんな高価なもんなんだ?!と思って、
アクセサリーを見てみると、なるほど、これは私がベリーダンスの時に身に付けているような
金古美なアフガニスタンっぽい飾り…

正子さんが気に入ったものって、あれですね。
正倉院に所蔵されているような、シルクロードっぽいものがですね
それお金で買うとか、そういうレベルのもんじゃないよね!!!

エスニック柄の帯が目立っていたのも納得です。
シックで都会的なデザインが好みの一方で、中東のトライバルでごちゃごちゃした柄も好きなところに、畏れ多いながらも親近感を覚えます

白洲正子は著作の授賞式やパーティーなどの場にも、おしゃれな絣姿で出席していたそうです。

本来、絣や紬はどんなに高価な琉球絣や大島紬だったとしても、
フォーマルな場所には着ていけないカジュアルな着物です。

何だか「格」なんかに囚われず「良いものは良い!」という信念を貫いているところが、
ロックでカッコいい!

もちろん、きちんとした場にはTPOに合わせて着て行くべきだと思いますよ。
ただ絣などのカッコいい着物が、人の手で丁寧に作られた代物が、
「格」という人が任意に付けたランクのせいで晴れ着として着られないのは残念だなー
と思っていたもんで(^_^;)

何かオシャレを切り拓いていく白洲正子エピソードに、ちょっと痛快な気分です 笑

もともと一人で見に行く予定だった「白洲正子ときもの」展ですが、
今回は着物好きの親友と行けたので楽しかったです。

着物を洋服と同じように楽しみながら着こなすことができるとわかりました。
モダンに着るコーディネートも勉強になりました!

いつかトライバル帯のコーディネートやってみたいなー

1/16(月)で終わってしまうので、気になる方はお早めに~。