今回の相談者様は
Fさん、ピアノ講師をしています。

とてもキュートな方で
お子様の生徒さんから
人気のある先生です。

将来ピアニストになるならないにかかわらず
小さいうちは楽しく音楽に触れて欲しい
という想い溢れる、素敵な方です。

Fさんはピアノ教室を自宅で開いていて
最近、ご自身の奏法に
変化をもたらしてくれたメソッドについて
お話ししてくれました。



4スタンス理論、というそうです。



平たくいうと
人には4パターンの身体の使い方があり
それはその人にとって
一番効率の良い動きなので
その元々の動きを矯正せず
生かすことで運動のパフォーマンスを上げる
というものだそうです。

なんだか今の時代にマッチしていますね。



ご自身がこの理論をもとに
ピアノ奏法を変えたところ
音の出し方が変わり
より理想に近い状態になったということで
このメソッドをご自身のピアノ教室にも
取り入れたい
そして教室をもう少し大きくし
新たな生徒さんを募集していきたい
とのことでした。



そこで、Fさんのお仕事について
行動指針を見ていくことにしました。

こうすると良いよー
運命の輪逆位置
今はタイミングではないようす
すぐではない
時間がかかっていい

こういう心構えでいこう!
教皇逆位置
教えるというより
シェアするという感覚でいるといい
ピアノの先生という枠組みを外し
共に学ぶ仲間という意識でいるといいかも

とりあえずここを目指すといいよー
カップエース正位置
感情を伴ったスタートのカードなので
お教室の生徒募集を
始める時には
Fさんの教室にかける思いや
先ほどのメソッドを取り入れた感想
音楽に対する愛情などを
盛り込んで
それを土台として募集を始めましょう

熱意や理論ではなく
Fさんがメソッドを通して感じたこと
変化しているなと感じたことを中心に
書いていくと
そういう状態になりたい人が集まってくるので
同じ方向のベクトルを持ったコミュニティーが
イメージできます。

メソッドの理論的な解説よりも
そのメソッドを通して感じられる変化
体験にフォーカスをあてるといい。

Fさんは、とても情熱的で
思いつきや勢いだけで
物事を進める傾向があるとのことなので
今回のお教室の生徒募集に関しては
勢いではなく
音楽に対する愛情を土台に
それをシェアする感じで
募集をかけるといいのではないかと
提案しました。



音楽に限らず、芸術は五感で感じるもの
なので熱意で訴えるのではなく
五感を通した体験を提供する感覚が
しっくりきます。


方向性が決まったところで
次にいつぐらいに生徒さんが
集まりはじめてくるか、見てみました。


今回は時期を見るだけ
という体で展開したのですが
どうしても意味が気になって
簡単に解説はしましたが
ここには書きません。

左から1ヶ月後2ヶ月後〜6ヶ月後

どうやら3月あたりから4月にかけて
成果が出るようです。
ワンドの8で突発的なことが起こり
ワンドの4で成果が出る。

ちょうど新学期が始まる時期ですね。
日本では年度の区切りの時期です。

その時期を目指して行動するというよりは
頭の片隅に入れておいて
やることをやっていく感覚が
いいとおもいます。

こういう時期よみは
安心材料の一つとして
みていただければと思います。


自分の中の一つの目安みたいな感じで
これに拘らず
出来ることをコツコツと
淡々とやっていけばこのようになるので
忘れてしまってもいいくらいだと
私は思っています。

どうせ潜在意識の中に入っているのですから。



Fさんからは、行動の後押しになりました!
と感想をいただいております。

カードを展開する前から
後押しが欲しいとおっしゃっていたので
良かったです。

タロットカードは
具体的な行動指針を示してくれるので
目標に向かう際の
道筋を示してくれるような気がします。


リーディング結果がしっくりきたら
それを採用してやってみるといいと思います。


やってみて不都合が生じたら
修正していけばいいのです。


まあ、不都合に気付ける精神状態は必要ですが。

盲信的にならず
結果を期待せずという姿勢が
ストレスが少なくて、私は好きです。



結果にしっくりこなければ
再設定してもいいですし
どこが引っかかっているのか紐解いて
内観するきっかけにしてもいいと思います。


違和感はとても大事で
なんで違和感を感じているのかを
丁寧にみていくことで
また新たな発見があるものです。



私がするタロットは
相談者様自身が自分との対話をすることを
大切にしています。

自分の中から出てくるものを大切にすることは
自分を大切にすること。

自分を大切にしている姿をみると
うれしくなります。

だから、私はタロットが好きなのです。