今日は、自分たちが心地よい雰囲気でいれば
それが周りに伝播するんだな~って
実感した体験をシェアしますね。
 

だいぶ前のことになりますが
GWイベントで毎年
近所の公園で
子供祭りが開かれます。
そこでの一番人気は
地域のボーイスカウト主催の
モンキーブリッジ
 
去年は運よく
すぐにできたのですが
今年はかなりの行列となっていました。

意外なことに
今年は3歳の息子が
○○くん、これ、やるの!!
と、譲らず
6歳の娘は
え~! やだー!ならぶの~?
と乗り気ではありませんでした。

でも、息子が譲らないので
しばらく並んで様子を見ることにしました。

途中で飽きてきたり
並ぶのに疲れてきたら
離脱しようと思っていました。

5月の風が爽やかとはいえ
日差しが強く、かなり熱くなってきました。

前後に並んでいるのは
付き添いのお母さん、お父さんたち
おじいちゃんおばあちゃんもいました。
 
子供たちは、列に入っては、離れ
または入りと、途中で飽きてきていたようです。
 
30分が経過しても、やっと列の半ばほど
 
たぶん1時間近く並ぶかもと
げっそりしていました。
 
 
私たちは、大人は私一人なので
子供たちだけ違うところにいって
時間をつぶすことができなかったので
3人一緒に並んでいました。

私たちの前に並んでいたお母さん。
 
見るからに不機嫌そうな顔。
 
そして、息子さんに言う言葉は
 
ちゃんと並んでて!
動かないで!
静かにして!
 
 
息子さんが飽きてきて
違うテナントに行っている間も

表情が険しいまま
スマホで旦那さんと話していました。
 
今どこにいるの?全然進まないんだけど!
 
と、イライラをぶつけているようでした。
 
 
一方、私は子供たちと
いろいろお話しながら
遊びながら待つことにしました。
 
 
まずは、いい天気だったので
空を見上げ
雲を見ながら
 

あの雲は何の形に見える?
 
と、問いかけると
 
 
あれはね~、ぶらきおさん!
あそこにね~、てぃらのさうるす!
と、息子。
 
 
娘は
なんかあの雲、だんだん形が変わってる!
びよーんてのびてきたよ!
みてみて!あそこに
コーンな小さい、赤ちゃんの雲があるよ~!
 
と、二人とも目をキラキラさせて
お話ししてくれました。
 
 
私も童心に戻って
色々感じるままに雲の形が何に見えるか
話してました。
中学生のころ、授業中に空を眺めるのが好きだったな~とか
空と雲を見ていると、雲が陸地に見えて
青いところが海で
どこかの国を上空から見ているみたい!って
思ってたな~♡
なんて、思い出したり。
 
空を行きかう鳥の美しさに感嘆し
娘に教えてあげると
 
娘も
きれ~!
 
 
とにかく楽しい気分になってきたのです。
 
かれこれ15分ほど
雲談義をしていると
 
前にいたお母さんの表情が
少し穏やかになっていました。
 
気が付くと
戻ってきた息子さんと
しりとりをし始めていたのです^^
 
 
何ともいい雰囲気になりました。
 
 
私たちは空を見るのに飽きてきたので
両手をつないで
ジャンプ、ジャンプ、ジャーンプ!と
持ち上げてあげたり
娘にも少し抱っこしたり体を動かしていました。
 
そのうち、列が進んで
横に広いスペースがあったので

子供たちはそこで追いかけっこしたり
お相撲したり(笑)
 
 
すると、後ろに並んでいた子供たちも
追いかけっこしだしたり
虫を探し出したり
自由に過ごし始めたのです。
 
 
それを見ている保護者の方も
自然と柔らかい表情で見守っていたように思います。

これって、子供にとってはごく自然なこと
 
黙って列に並んでいる方が不自然ですよね。
 
でも、大人はそれを強制してしまうときがある。
 
周りに迷惑をかけないように
文句を言われないように
人目を気にしてしまう。

しつけのなっていない親だと思われるかも
甘い親だって思われるかも
 
本当は子供の自由にさせてあげたいのに
自分の本当の思いではないのに
注意してしまったり。
 
そこに何の疑問も持たず
静かに並ぶのが当たり前でしょって思っている場合は
その通りにならない子供を見てイライラしたり。

そして、自分の子供には禁止していることを
人の子がしているのをみると
イライラしてしまうこともあるかもしれませんね。
 
自分自身に許しを出してないから
人の行為も許せなくなってくる。

今回、私は
あえて、自分たちらしく、
楽しく待つ方法はどんなだろう?

と、自分に聞いて

出てきたことを素直にしてみました。
 
人目を気にせず
やってみました。
 
 
もしかしたら
迷惑に思っていた方もいるかもしれないけど
 
 
人に危害を加えるわけでもなく
大声で騒ぐわけでもなく
 
子供たちだけで楽しく遊んでいるのなら
いいかなと思い
 
追いかけっこも
お相撲も

笑顔で見ていました。
 
 
少し周りを見回すと
笑顔で見守っている方と
 
危ないな~、と少し苦笑いの方と
いましたが
激怒、ご立腹している人はいなかったように思います。

この経験から
気持ちってやっぱり伝播するんだって
実感しました。

ともすれば、前のお母さんのイライラが
私に伝播していたかもしれませんが

今の私は
それを受け取るかどうか
自分で選択できることに気づいているので
 
影響されないことを選択し
 
自分の雰囲気を逆に伝播してくれたらいいな~
という思いもあり
子供たちと楽しく過ごしてみました。
 
 
目の前の子供と向き合い
交流している姿を見て
その温かい気持ちが伝播していくって
とても素敵だなって
思いましたよ^^
 

さてさて、

結局50分近く並んで
ようやくモンキーブリッジにたどり着くことができたのですが
肝心の息子は
ブリッジに上るまでのロープの階段が昇れず
怖くなり、進めず、、
断念しました(^^;
娘はもう慣れているので
スタスタと進み
無事にブリッジを降りていました。
 
いろんなことを感じたこの時間。
 
イライラして待つか
気づきの時間として
大切な時間とするか
 
あなたは自分で選べるとしたら
 
どちらを選びますか?
 
周りに左右されない
自分の核が出来上がると
 
ぶれたときに自然体に戻ることができるようになる。
 
なにより
 
自分の人生を、自分で選択し
生きていくことができるようになります。
 
私がこの境地に達するまでに
約1年半ほどかかりました。
 
すぐに効果が出るものではありません。
 
地道に自分と向き合って
子供と向き合って
 
その過程でお互いにとって良い落としどころを見つけていく
 
これは子供の成長とともに
親も成長していき
 
日々流動的に変わっていくもの
 
完成形はありません。
 
もしあなたが、何か終着点があって
それをもとめているのなら
 
それは、私には提供できません。
 
わたしができること
 
それは、ともに歩んでいくこと
 
あなたが変わりたいと思い
一歩踏み出すのをサポートし
 
踏み出したなら
一緒に歩んでいく
 
そんな立場で活動していきたいと思ってます。
 
近々LINE@やメルマガ発行なども考えています。
 
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