この世に生を受け
人生という大海原に投げ出された私たちは
 
最初は大いなる海に守られ
身をゆだね
とても心地よく感じ
ただ成長していく
 
あるときふと
自分のことを自覚する瞬間が来る
 
 
すると
急にさみしくなる
大海原にポツンとひとり
いったいどこへ向かえばいいのか?
 
 
どこかの陸地にたどり着きたくて
一生懸命泳いでいる間は
なんだか苦しい
先が見えない不安に襲われる
 
でも
泳ぐのをやめて
考えるのをやめて
その場であおむけに
ぷかぷか浮かんでいると
ゆらゆら揺られて
なんだか気持ちいい
 
 
ただ泳ぐことに集中しているとき
心地よさを感じるかもしれない
 
この世の全体像を知らず
目的地を想像し
ただやみくもに泳いでいることに
疲れたら
 
どこへ向かうでもなく
何をするでもなく
ただこの瞬間を感じることをしてみる
 
すると
少し安心する
幸せを感じることができる
 
 
どこへ向かうか知れず
泳いでいる時間と
 
泳ぐことに集中している時間
ぷかぷか浮いている時間
 
どちらの時間を
どう配分していくのか
 
それは自分で決められる
 
生きるってこんな感じかな
 
 
 
目標があって
そこに向かって努力しているときも
充実した感じはあるけど
 
どこに行きつくのか
わからない状態を楽しめると
人生の幸福度は上がる気がする
 

たとえ
地図を手に入れたとしても
自分の現在位置が分からないと不安

自分の現在位置が分かっても
大海原ではコンパスがないと
どちらに行っていいのかわからない
あるいは太陽がどちらから昇るのかをみて
自然の摂理を知って、指標にするか

自分の人生を生きるって
地図 =自分の認識が見える世界を作っていることを知ること
現在位置 =自分を深く知る、気づく
コンパス =自分の感覚を感じて信じること
 
この3つを手に入れてからが
本当のスタートなのかもしれないなって思う
 
この3つを手に入れたなら
今度はどこへ向かおうか
そこに思いをはせることができる
 
だから
 
生きていることの意味は
自分で決められる
 
このことに
気づいてからは
 
心も
身も
軽くなりました
 
 
なんとなく感じていたことを
こうやって言葉にしてみると
うまく表現できずにもどかしいけど
 
繰り返していくと
自分の思いに近づくのかな~
 
子供のころはこの感覚
普通にあったんだろうな~って
子供を見ていて思います^^
 
 
 
今日は大好きな人たちと過ごせる
素敵な一日♪
 
楽しんできます!