今秋に東京で開かれた「第31回全日本アームレスリング選手権大会」の一般女子ライトハンド50キロ級で姫路市の会社員、西川亜紀子さん(36)が初優勝した。腕の太さは一見、一般女性と変わらないが、西川さんは「体格のよい人たちに打ち勝つことが楽しい」と話し、来年のアジア大会を見据える。
西川さんは、播磨を中心に活動するアームレスリングチーム「V腕(ブイワン)」(田中克幸代表)に所属。男性選手らと実戦練習を重ねている。
アームレスリングとの出合いは30歳のとき。職場の先輩に誘われてチームの練習を見学し、初日から競技の楽しさにのめり込んだ。身長161センチと決して大柄ではなく、スポーツも高校までに卓球やソフトボールの部活経験がある程度だが、ベンチプレスなどで胸筋や背筋を鍛え上げた。瞬発力と「疲れ知らず」の持久力が持ち味だ。
全国大会には約10人が出場。体重の乗せ方や腕の動きを確認し、全神経を右腕に集中させて勝負した。神奈川県代表の20代の選手との決勝は、相手の手首を引き寄せる得意技で勝利し、兵庫県では初の女王となった。
西川さんは来年6月に仙台市で開かれるアジア大会に向け「取れるものならメダルを取りたい」と意気込んでいる。