Asaphのブログ

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中学3年生の冬受験を控えている頃。
俺たちは親が寝静まったのを見計らい車を乗り出して真夜中の街を走り抜けて隣りの県までドライブに出かける毎日だった。

ある日朝帰りになり、一晩中遊びほうけてそろそろ家に帰ろうかという時間、6時位、ある新聞屋の家の同級生が新聞配達を始めるところに出くわした。
彼の家は貧しいと噂されていた。
すると同乗していた悪仲間の二人が彼に向かって「やーい!びんぼう!やーい!やーい!」と叫び始めたので俺はすぐに止めに入った。
「それ以上言ったら縁を切るぞ!」と叫んだが二人はまだしばらく自転車で新聞配達をしている彼に向かって騒いで馬鹿にしていた。
俺は言ったとおり縁を切るつもりだった。
それはそうと、二人はそれぞれ割と裕福な家庭で育った連中だった。
ただし人を思いやる気持ちを知らないで貧しい品性のまま育ったのだ。
本当のびんぼうは馬鹿にしていた二人の方ではないだろうかと思った。