現在までにNET版新聞等で伝えられていることのポイント:
①若山照彦山氏が第3者機関に依頼していたDNA解析の結果、
②遠藤高帆氏の検証結果、
③当の理研発生・再生科学総合研究センターの分析結果
のいずれも、取り下げ過程にあるNatureのarticleおよびletter掲載の論文データが「客観的な実験結果ではなく、ある意図の下に作り上げられたものであること」を示しています。

実験を行う研究者であれば、「ふとしたミスとか、データ処理の間違いとか、データ管理のずさんさ」といったもので生ずるものでは到底ない」と判断するのがノーマルです。こうした事件(!)と「科学技術」に関心のある方達には、理研改革委員会の6月12日付け提言「研究不整再発防止のための提言(6月12日付で公開:
http://www3.riken.jp/stap/j/d7document15.pdf )の一読を強く勧めます。そこに記述されているのは「経緯・事実」と「改革委の判断」です。後者(私は至当と考えますが)に同意されない方も、前者の方に驚きというか、凄まじさを感じられることでしょう。これを主導した笹井氏と承認した竹市センター長の責任は極めて重いことが納得されます。論文の筆頭責任者・・と言うか研究実行の主体であった小保方氏についても同様です。

こうした事実経緯の下で行った、笹井氏の「記者会見」の弁舌内容もこれまた凄まじいかったことが良く分かります。無責任というか、卑怯というか、特亜類似というか・・・改革委が怒ったとのWEB報道がありましたが、宜なるかなです。
小保方氏については、評する言葉もない、というのが正直な感想です。上記「提言」の記述内容を読めば、想像を絶する、としか言いようのないことが分かります。
 
国内マスコミ等は、相変わらず、「厳しい処分」という言葉や小保方氏の「生き別れた息子を探しに行きたい」の言葉が踊っていることでしょう。しかし、WEBを見る限り、提言に記述されている「経緯と事実」をきちんと報道しているとは到底思えません。「慰安婦」、尖閣、竹島、「南京事件」・・・と非常によく似た構図です。

今は、「国際玉蹴りゲームが何にもまして重要トピック」なんでしょうかwww