幾度でも云いますが、つくづく、国のことなんて関係なしの本当のゴミ亡国内閣ですね。これ程ひどいのも珍しいと思います。例のマスコミ・コメント屋は言っていることでしょう:「自民時代も素人大臣はいた」とね。ところが、これらのマスコミやコメント屋は、「国政・行政に対する背後システムの大きな相異」について、一切述べていないのでしょう。その相異は∞に大きいのです。方や0(ゼロ)、方やまがりにもある、ということですからね。
 
自民党時代は少なくも、素人が大臣になっても後ろに分野のプロ部会(官僚+政治家(屋))があって「最悪でもめちゃくちゃにならないシステム」が機能していましたね(全て良いとはいいませんがフェールセーフ機構であったことは事実です)。
 
ところが民主党政権の場合、責任感も国家観もないド素人が大臣になって、背後システム皆無です。政権発足当時、どうにもならないので、始めは小沢氏集約型でやっていましたね(政治利権の他にこのような事情があった、ということです)。それでも案の定、問題続出で次は100%官僚依存せざるを得なくなった次第ですね。結果として、政治家と官僚の間でそれなりの緊張関係も失せて最悪状態。しかも、何の合理性も整合性もない朝令暮改の出鱈目「政治主導」で、官僚さんもマジやってられない状態。世間には一見マシに見えていたと思しき長妻氏が厚労大臣になって、どうでしたか? 民主政権の底板一枚下はまさしく地獄としか言いようがないと思います。
 
「戸板一枚下は地獄」が当面続くのでしょう。WEB版を見る限り、多分、こうしたことを十分に報道・考察・説明することなしに、朝・毎新聞、テレ朝・TBS・NHKほかのTVは沖縄へのオスプレイ配備の件ばかりに注目を向かせようとしているのでしょうね・・・。夏に見かけたNHKのオスプレイ報道はマイナス面ばかりを延々強調していて驚きました。そのマスコミ主導風潮の尻馬に乗って、シタリ顔で無知蒙昧無責任なことを垂れ流す猿類似名タレント(裸の王様かと思っていましたが実は「バラエティ番組の金正日様」なんだそうで)ほかのタレント連中を見ると、殆ど脱力します。こんな輩が」跋扈するのは日本国民の責任でもありますね。
 
この調子で行くことについて、敢えて言えば、尖閣の次は沖縄と思いますがね。将来、「沖縄省」になったらどうなると思います? 政府説明も、反対運動も、ましてデモなんてあり得ないですよ:強制あるのみ。