横浜港連続殺人事件はゲームです。もとはファミコンのソフトです。1988年2月26日発売の「探偵 神宮寺三郎シリーズ」の第2作目です。このシリーズは、現在まで続いています。

横浜港連続殺人事件はシリーズ中、一番むずかしい作です。

この神宮寺三郎シリーズ、比較的やさしく面白いのは下記だと思います。


カーの作品では最初に読みました。文章が読みにくく、読み終えるのに苦労しました。たしか、訳者の田中西二郎さんはサマセット・モームを翻訳していたとの記憶があります。しかし、原作は作者の油の乗り切った1930年代に発表された小説です。

ロンドンで「マッド・ハッター」(いかれ帽子屋)による連続帽子盗難事件が発生しているさなか、エドガー・アラン・ポーの未発表原稿の盗難事件が発生した。[この部分はウィキペディアを引用しました。]

探偵はカーのミステリーに最も多く登場するフェル博士です。スコットランド・ヤードのハドリー警視も出ています。

ハドリーさん、なぜかディック・トレーシーを連想してしまいます。

創元推理文庫で読みました。リニューアルして、訳者も変わっています。