八月二十八日に、国立劇場の大劇場での三響會
第二回古典芸能を未来へ 〜至高の芸と継承者〜を観に聴きに体感しに行って来ました。
舞台後の興奮のまま、このブログでは珍しく実際に行った日から日を置かずに投稿します。
最初にチラシを見た時に、
本当にこのメンバーで演るの?!
思わず二度見した豪華メンバーの公演なので、
とてもとても楽しみに行きました。
チケットは発売後数分で完売したとか。
それどころか、ライブビューイングもすぐにチケットは完売したそうです。
かく言う私も観に行きたいなと思いつつ、油断していたらチケット発売日を過ぎてしまっていて、
やってしまったと後悔したのですが、
戻りチケット発売の情報を、その前日に偶然知ることが出来たお陰で無事に観ることが出来ることになりました。
プチ情報として、
古典芸能のチケットは戻りチケットがある場合が多いので、完売しても諦めずにチェックするといいと思います。
後援会やご贔屓などの関係でしょうか。
そう、この豪華さです。
国立劇場はとても見やすくて大好きな劇場です。
どこもかしこもスペースが広いので、気持ちがいいのです。
座って休憩出来る場所もそこかしこにありますし、お弁当も机と椅子で食べることが出来る場所が何箇所もあったり。
食堂もあって味も美味しいです。
そして、最近は筋書きは買わないのですが
(増え続けて行くばかりで、後から見直すこともほぼほぼ無いので、結局処分するしかなくなるので)
今回は思わず購入してしまいました。
ひと昔前では考えられない、異分野交流の舞台なので緊張感があってピンと張り詰めた素晴らしい舞台でした。
最初の演目は野村萬斎さんと市川海老蔵さんの共演。
筋書きにも書いてありましたが、まさに華の共演でした。
萬斎さんと海老蔵さんの三番叟の時に、
んん?何だか見覚えのある姿形の後見が居るなと思い、休憩の時に筋書きを見てみたら、
やはり萬斎さんの息子の野村裕基くんでした。
大きくなったよね。
なんて、勝手に親戚気分になれるのも、伝統文化を見る楽しみの一つですよね。
息子さんと言えば、海老蔵さんの子供の堀越勸玄くんと、堀越麗禾ちゃんも開始前のロビーのソファーで、ごく普通のお客さんとして楽しそうに一緒にいる人達と座って話していました。
笑顔や仕草がとっても自然で、周りが人だらけなのに全く気にしていない様子で、逆にこちらが驚いてしまいました。
小さい頃から人の視線に慣れていることも大きいでしょうが、
人の視線を気にせず安心して自分らしくいられるって素敵だなぁ、周りが愛を持って大切に接して守っているんだなと感じたりして。
だって、側におばあちゃまやおばさまは居ず、男性二人が側に居ただけでしたから。
なんだか、心がほっこりしました。
田中家の二人の子息達も、まだ小さいのに本当に立派な舞台でした。
堂々としているけれど、健気さが伝わって来て、一体どれほどの努力をしたんだろうと感動してしまいました。
本当にどの子も凄いですよね。
どうしてあんなに真っ直ぐ立派に育つんだろうと思ってしまいます。
親の日々の努力鍛錬を見ているからなのかな。
何より、本人に覚悟があるのが本当に本当に凄いと思います。
逃げずに立ち向かう。
日々努力を積み重ねる。
伝統文化の子供達が伸びやかにスクスク育ちますように。
もちろん日本中の、世界中の子供達が幸せでありますように。
そんなことまで本気で思えてしまいます。
生の舞台はパワフルです。
エネルギーを感じるし、パワーをもらいます。
狂言は一時よく舞台を見に行きましたが、
よく分かっていませんし、
歌舞伎は好きですが素人ですし、
言うまでもなく、能は片手で数えられるくらいしか見た事が無くて、何も分からないので感想など何も書けないのですが、一言。
最後の「石橋」めちゃくちゃカッコ良かった!!
もー、血湧き肉躍る感じで、
終わった後、大声で最高!!と叫びそうになりした。
場内も正に割れんばかりの拍手で、大向こうの声がかき消されるくらいでした。
(もちろんこの日は歌舞伎公演では無いので、大向こうの掛け声は、ほぼ無かったです。が、玉三郎と海老蔵の出演の時の終わりがけに少しだけ大向こうがあった感じだったと思います。)
見に来れて良かった!!
そんな舞台でした。
そして、玉さま老いの影微塵も無しでした。
はい。
それはもう圧倒的でした。
そして、そして、
お囃子のこともっともっと知りたくなりました。
本当にカッコよくて迫力があって鳥肌が。
これから歌舞伎を見る時にも、お囃子の音に対する意識も感覚も違って感じると思うので、見に行く楽しみがまた一つ増えました。
お能のことももっと知りたいし、狂言の舞台もまた行きたくなりました。
(狂言は、お狂言っていうのかな?)
なんともミーハーな感想でごめんなさい。
って、誰に謝ってるのか。
今日のおまけ
着物率がとても高い会場でした。
それも着慣れていて髪型までビシッと決まった粋な感じの人が多数。
外は雨なのに。
着物が日常の中に溶け込んだ生活をしているんでしょうね。
着物の決まり事はもちろん、手入れの面倒さとか考えると、本当に凄いなあと思います。
面倒と思う考え方がそもそも自分を苦しめているのかなと思ったり。
それに、何事も習慣になれば当たり前になって、面倒とは思わず、逆に自分が気持ちよく生活するためのことに変わりますものね。
少し自分の生活の色々を見直しみようと感じました。
本当に自分が幸せな気持ちで暮らすために、自分は本当はどうしたいのか。
あれ?
これ舞台の話しだったはずなのに。
あはは。
いやはや、人が本当に本気で何かを覚悟を持ってやっている姿は、心の奥底を刺激するものですね。
お前はどう生きているのか。
お前はどう生きたいのだ。
そう問われているような。


