【2014年2月23日】
所用で横浜へ向かおうとすると、秋葉原構内では何度も繰り返して京浜東北線の区間運休の情報をアナウンスしています。どうやら午前1時頃に回送列車が川崎駅構内で工事用車両と激突して脱線転覆したようです。
この日の所用は急ぐこともないので、京浜東北線でのんびり横浜へ向かう予定でしたが、蒲田~鶴見駅間で運転見合わせとなり、大宮~蒲田、鶴見~大船駅間で折り返し運転を行っているようです。
そこで、東京駅から東海道本線の列車に乗り換えて横浜へと向かうことにしましたが、列車が川崎駅へ進入しようとすると、アナウンス通りに京浜東北線のE233系電車が脱線転覆しているのが見えました。

横浜での所用を済ませて帰ろうとすると、昼近くになっても蒲田~鶴見駅間の不通は続いており、運転再開の目途は立ってないとのことですので、再び東海道本線の普通列車で東京へ戻ることにしました。
この日は一眼レフさえ持参していなかったものの、コンデジを持参していたので、あわよくば事故車両を撮影できるかと思い、川崎駅を出発した際に少しでもスピードが出ない内に撮影しようと一番前の車両に乗り込み、空いている座席には座らずに事故車両側のドアに陣取りました。
川崎駅に到着すると、伝兵衛と同じ考えをしたカメラを持った輩が一両目のドアに集中し、ネタ釜が走る撮影ポイント以上の激バ状態となりました。

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現場手前にはテーブルとホワイトボードだけの対策本部が設けられ、多くの保線員が復旧に当たっていましたが、大動脈である東海道本線の列車を止める訳に行かないようで苦戦しているようです。
回送列車だったために乗客が乗っていなかったのは幸いでしたが、運転手さんと車掌さんが怪我をした模様です。列車は一両目が完全に脱線転覆し、二両目も傾いてしまっています。

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現場通過後に振り返って先頭車両を前面を撮影しようと思いましたが、乗った列車もスピードを出しはじめ、伝兵衛の下でカメラを構えていた小学生が邪魔になり、無念の一枚となりました。

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回送列車だったことと日曜日が幸いし、東海道本線や京浜急行も平走しているために大きな混乱は無かったようですが、復旧の目途はゆうがたになっても立っていないようです。

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