Monster Energy NASCAR Cup Series
ジェフ ゴードンとマイク ジョイはアイス食ってますw
鼻が潰れました^^; ボンネットに自分の顔を貼ってなくてよかったw
O'Reilly Auto Parts 500
Texas Motor Speedway 1.5miles×334Laps(85/85/164)=501miles
winner:Denny Hamlin(Joe Gibbs Racing/FedEx Office Toyota Camry)
MENCS at テキサス。予選スピードは昨年より10mph以上
低下したんですが、段々見慣れてきたのか車の鈍さを
あまり感じなくなってきましたw
レースは500マイルの長丁場、それが功を奏したのか、
二度もペナルティーを受けたデニー ハムリンがそのたびに
這い上がってきてビクトリー レーンへと登りました。
なぜこうも違反が多いのか^^;
ちなみにハムリンの車両のスポンサーはほぼ年間通じで
FedExですが、実は出される名前を見ると、メインのブランド名である
FedEx Expressのほかに、今回のFedEx Office、FedEx Freight、
FedEx Groundなど、企業内の複数のブランドを使い分けています。
オフィスはオフィス向け印刷サービス、グラウンドは
アメリカ、カナダでの早さよりコストを目的とした配送、
フリートは小型の貨物だそうです。かつてはそれぞれの
ブランドで、FedExのEx部分の色が異なっていたそうです。
ブギティブギティブギティ!がやや噛み気味だった
ダレル ウォルトリップ、別にそのせいではないでしょうが、
この翌週に今季限りでのコメンタリー引退を表明することになります。
ああ、聞き納めになるのね・・・
PPはなんとジミー ジョンソン、2016年のニューハンプシャー以来。
2位ウィリアム バイロン、3位チェイス エリオットと
苦戦していたヘンドリック モータースポーツ/シボレーが突然開眼。
どうした!?
ジョンソンは序盤の多くをリードしたものの、ピットでの
早さで勝ったジョーイ ロガーノがピット後をリードして
ステージ1を獲りました。
高速な上に今回はタイヤのデグラデーションが比較的小さく、
しかもインから2~3レーン目あたりにはお馴染みの
路面ベッタベタ薬品・PJ1 トラクション コンパウンドが
塗布されているため、トラック ポジション重視の戦略を
採用するところも多く、ステージ2からはややこしい展開に。
しかもテロップ出てねえし^^;
そんなステージ2ではカイル ブッシュやライアン ブレイニーの
速さが光る一方、集団に埋もれたジョンソンはハンドリングに苦戦。
ハムリンは速度違反のペナルティーで後方に落ちながらも
そこから巻き返すと、ステージ終盤に起きたカイル ラーソンの
クラッシュによるコーションで給油のみの作業で
先頭からのリスタートに成功すると、そのまま
ステージ2を制しました。
で、ステージ後のスタジオからのハムリンへの無線インタビュー、
「いいニュースがあるよ、過去4戦ステージ2の勝者は
そのままレースに勝っているんだ」
と声をかけるDW。

しかしインタビュー終了直後
ジェフ「残念ながら悪いニュースが届きました」
マイク「彼とケビン ハービックはピット違反です」
いずれもアンコントロール タイヤでした。
規則では、タイヤは常にいずれかのクルーの『腕の長さの届く範囲』
に無いといけないことになっており、各陣営はその範囲内で
ギリッギリを狙ってかなり攻め込んだ作業手順をそれぞれ
考え始めている様子なんですが、一瞬でも連携が乱れると
『全員の腕が届かない時間帯』が一瞬だけ生まれてしまい、
ペナルティーを受けるケースが出ているようです。かくして
ハムリンはまた後方へ(´・ω・`)
ファイナル ステージ、ここで速さを見せたのは
ブレイニーとダニエル スアレス。ブレイニーは勝てそうな
雰囲気すら漂い始めた231周目にエンジンにトラブル発生。
チーム ペンスキーはこの日は受難で、ブラッド ケゼロウスキーは
序盤にピットを発進する際に駆動系トラブルで脱落。
詳細は不明ですが、このピット ボックスはコンクリートと
アスファルトが混在しており、左右でグリップ力が異なることから
強い駆動力をかけた瞬間に過負荷で壊れたのではないか、という
解説でした。
ロガーノはステージ2終了前になぜかボンネットを支持する
ブレースが壊れたようで

これで争っていたスアレスにチャンスが到来しました。
メキシコ出身のスアレスにとって、家族が唯一車で応援に来れる場所、
というテキサスで大仕事を成し遂げるかと思いきや、やはり
カイルさんはそうはさせてくれずスアレスをパス。
そして255周目にダニエル ヘムリックのタイヤが見事に
爆発してコーションとなりました。
ちなみに今回スアレスのスポンサーにRuckusというのが
ついていましたが、これは主要スポンサーである
Arrisと同じく通信関係の企業で、2017年のArrisが
Broadcomから買収して傘下に収めたグループ企業のようです。
カイルはピット作戦についてクルー チーフと
「バットマンかグレイの解剖学か」とコードでやりとりをした結果
「グレイの解剖学」=給油のみを選んだ模様。なぜそのチョイスw
スアレスは4タイヤを選びました。バットマン?w
ステイ アウトが3台、いずれにしても各車あともう1ピット、
というややこしい状況で、カイル、エリック ジョーンズ、そして
振り返ったらまた戻ってきているハムリンの3台がトップ3を形成。
ここでラリー マクレイノルズから
「開幕からの6戦でカイルは平均順位が2.67だが、これを過去に
上回っていたドライバーは1974年と1977年のケイル ヤーボロー
ただ一人だけ」というマニアックな情報が。
ところがその偉大なカイルは275周目に単独で滑って
失速すると、タイトになってきたのかその後さらに
壁に当ててしまい緊急ピット。
これでジョーンズがリーダーになるものの、彼は
ステイアウト組なのでサイクルがズレており、優勝争いは
生き残っているハムリンと、クリント ボイヤーの争いとなります。
彼らに必要な燃料は15周ほどということでギリギリまで
引っ張っての燃料のみのピット。ハムリンはかなり長いこと
タイヤを替えていないですが替えていたら終わり。
給油作業でギリギリまで攻めたのかハムリンはボイヤーを
突き放してコースへと戻り、タイヤを壊すことなく
残りを走り切って、このアップダウンの激しいレースを
ものにしました。
今回新パッケージの高速オーバルでは一番見ごたえがありました。
各陣営がセットを掴みだしたというところもありそうですし、
何よりシボレーの戦闘力が向上して争う顔ぶれが増えたのが
良かったなと思います。
ヘンドリックの面々は「正しい方向」へ向かっていると
コメントしており、おそらくエンジンにも何か新しい弾が
入ったんだと思いますが、運営側も3メーカーが拮抗して
一安心といったところではないかと思います。
そして次戦は私の大好物のブリストルです。
テロップがないとショートトラックもかなり厳しいんですけどねえw