今年もMonster Energy NASCAR Cup Seriesの開幕が迫ってきました。
というか、現地では前哨戦のAdvance Auto Parts Clashが行われました。
というわけで、今年も懲りずに選手名鑑的なものを作ってみました。
いつも見ている方には大した役に立ちませんが、最近見始めたけど
まだよく覚えられない、これから見始める、という方の役に立てればと
思います。
 情報は2018年2月10日時点で自力で集められる情報を基にし、
NASCARが公式データ サイトとしているRacing Reference.infoの
数字やWikipedia内の情報を、できるだけ確認をしながら引用していますが、
全ての内容の正確性は保証できませんのでご了承ください。

今年は、今後使いまわしやすいよう(笑)こういった体裁を取っています。

0
Zura Kabuttemasu ズラ カブッテマス
2000.1.1
Crew Chief Kawa Kabuttemasu カワ カブッテマス


races
win
T5
T10
pos
2000 ハゲカップ RotY
2003 ズラカップ シリーズ3


2017
36
0
0
0
40
通算
500
30
100
256
3
人気ナンバーワンを誇るドライバーだが近年はその輝きが失われつつある。
走りの輝きと正反対に年々増加する頭の輝きが気になるが、チームを移籍し
心機一転、持ち味のハゲしい走りを見せたい。


左上からカーナンバー、名前、誕生日
次がクルー チーフの名前、
その左下は            右側に過去の主なタイトル
2017年の成績
通算成績 で、それぞれの出場レース数、勝利数、トップ5フィニッシュ数、
       トップ10フィニッシュ数、年間順位(通算は過去の最高順位)
を表しています
下段は簡単なプロフィールとなっています。
表示は自分のPCで見て入る幅になっているので、スマートフォンなど
他のデバイスでは表示が崩れることが予想されますがご了承ください。

略称はMENCS=Monster Energy NASCAR Cup Series
   NXS=NASCAR Xfinity Series
   NCWTS=NASCAR Camping World Truck Series
   RotY=Rookie of the Year(=新人王)
   他、K&Nシリーズは正式には『NASCAR K&N Series Pro East』
   などと表記しますが、長くて特に略称もないので、単にPro East、
   等と表記しています。

そして、チャーターを保有する車両のみを対象にしていて、
それ以外のチームは省略し、ドライバーが固定ではないチームも
簡単な内容にとどめました。予想されている顔ぶれが結局
そうならないことも多いからです(苦笑)

では、シボレー系チームから始めて、昨年は文字数制限に
引っかかって途中で切れたので、4ページに分けて並べていきます。



HendrickMotorsports ヘンドリック モータースポーツ

シボレー勢のトップチームだが、ケイシーケインが事実上の解雇、
人気No.1のデイルアーンハート ジュニアが引退と一気に若返り。
チームで4勝だった昨年から変革のシーズン。

9
Chase Elliott チェイス エリオット
1995.11.28
Crew Chief Alan Gustafson アラン ガスタフソン


races
win
T5
T10
pos
2014 NXS RotY
2014 NXS チャンピオン
2016 MENCS RotY
2017
36
0
12
21
5
通算
77
0
22
38
5
NASCAR界が注目する期待の若手。12度トップ10に入りながらあと一歩
勝利に届かず5度の2位。今年は父・ビルが背負った9番に変更し
待望の初優勝を狙う。



24
William Byron ウイリアム バイロン
1997.11.29
Crew Chief Darian Grubb ダリアン グラブ


races
win
T5
T10
pos
2015 K&N East チャンピオン
2016 NCWTS RotY
2017 NXS RotY&チャンピオン
2017
-
-
-
-
-
通算
-
-
-
-
-
K&N、トラック、Xfinity1年で結果を出し”卒業”してきたヘンドリック期待の大器。
カップにはスポット参戦すらしていない完全なルーキーと、クルーチーフに復帰した
参謀・グラブのコンビネーションに注目。


48
Jimmie Johnson ジミー ジョンソン
1975.9.17
Crew Chief Chad Knaus チャド カナウス


races
win
T5
T10
pos
2006201020132016
MENCSチャンピオン
2017
36
3
4
11
10
通算
579
83
222
341
1
史上最多タイ、7度の王座に輝く最強ドライバー。しかし、短距離走を重ねる
ステージ制レースが、ロングランで強いジョンソンと合わず苦戦の1年だった。
今季は王座奪還とともに若手3人のお手本も担うことになる。

88
Alex Bowman アレックス ボウマン
1993.4.25
Crew Chief Greg Ives グレッグ アイブス


races
win
T5
T10
pos
2011 K&N Pro East RotY
2012 ARCA RotY
2017
-
-
-
-
-
通算
81
0
0
3
33
2016年にジュニアの代役として10戦に出場も昨年は下部も含めシート無し。しかし
代走での走り、チーム内の活動での評価は高く、ジュニアの引退でシートを得た。
巡って来た大きな機会をものにできるか。

ChipGanassi Racing チップ ガナッシ レーシング

インディーカーでは11度王者を生み出した名門。カップでは源流と
言えるSUBCO時代を含め2001年スターリングマーリンの3位が
年間最高位。

1
Jamie McMurray ジェイミー マクマーリー
1976.6.3
Crew Chief Matt McCall マット マコール


races
win
T5
T10
pos
2003 MENCS RotY
2010 デイトナ500優勝
    ブリックヤード 400優勝
   
2017
36
0
3
17
12
通算
546
7
61
160
11
フル参戦16年目のベテラン。昨年の年間12位、トップ10 17回は2004年以来
自身2番目の好成績。2013年以来となる優勝へまだ衰えていないところを示した。
史上3人しかいない同一年のデイトナ/ブリックヤード勝者のうちの1人。

42
Kyle Larson カイル ラーソン
1992.7.31
Crew Chief Chad Johnston チャド ジョンストン


races
win
T5
T10
pos
2012 K&N Pro RotY/チャンピオン
2013 NXS RotY
2014 MENCS RotY
2017
36
4
15
20
8
通算
147
5
35
62
8
昨年はトゥルーエックスと並ぶ王者候補だったがエンジン故障で無念のプレイオフ
脱落を喫する。壁を恐れぬ大外ラインは見るものを楽しませ、決戦の地・マイアミでは
強力な武器となる。日系4世で、フルネームは カイル”ミヤタ”ラーソン

RichardChildress Racing リチャード チルドレス レーシング

デイルアーンハートと共に黄金時代を築いた名門。戦闘力では
ヘンドリック、チップガナッシに劣るのが現状だが、昨年は2013年以来の
勝利を挙げる。多くのサテライトも支援しており存在感は大きい

3
Austin Dillon オースティン ディロン
1990.4.27
Crew Chief Justin Alexander ジャスティン アレクサンダー


races
win
T5
T10
pos
2011 NCWTS チャンピオン
2012 NXS RotY
2013 NXS チャンピオン
2017
36
1
3
4
11
通算
157
1
9
26
11
アーンハートの死去以来封印されていた3号車を背負うチルドレスの孫。
燃費レースとなったシャーロットで初優勝も、トップ10わずか4度と全体的な成績は
2016年を下回る。他の若手が躍進するだけにいつまでも看板だけには頼れない。

31
Ryan Newman ライアン ニューマン
1977.12.8
Crew Chief Luke Lambert ルーク ランバート


races
win
T5
T10
pos
2002 MENCS RotY
2003 MENCS 最多勝
2017
36
1
7
13
16
通算
584
18
112
238
2
作戦でフェニックスを制しRCR移籍後初、自身4年ぶりの勝利。かつての
ロケットマン”から様変わりし、ディロンを上回る安定感を見せた。40歳のシーズンと
なるが、まだまだチームには欠かせない。

GermainRacing ジャーメイン レーシング

2009年カップ初参戦、2011年からフル参戦の新興チーム。昨年は
平均順位、リードラップフィニッシュ回数で過去最高の成績を記録。
新たにボーランドをクルーチーフに迎えた。

13
Ty Dillon タイ ディロン
1992.2.27
Crew Chief Matt Borland マット ボーランド


races
win
T5
T10
pos
2011 ARCAチャンピオン(最年少)
2012 NCWTS RotY
2017
36
0
0
0
24
通算
54
0
0
0
24
フル参戦デビュー年はドーバーでチーム史上最多となる27周のリード、もしかして、
というレースを見せるなど要所要所で片鱗を見せた。言うまでもなくチルドレスの孫で
オースティンの弟。

Richard Petty Motorsports リチャード ペティー モータースポーツ

フォードからシボレーに変更しRCRと提携。ここ数年は増大する予算に
苦しんでいるとみられ苦しいシーズンを過ごしてきたが転換点となるか。
オーナーは通算200勝を挙げる伝説のドライバーリチャード ペティー。

43
Darrell Wallace Jr. ダレル ウォーレス ジュニア
1993.10.8
Crew Chief Drew Brickensderfer ドリュー ブリッケンズダーファー


races
win
T5
T10
pos
2010 K&N Pro East RotY
2017
4
0
0
0
-
通算
4
0
0
0
-
昨年故障したアルミローラの代役としてデビューし可能性を示した。
愛称から『バッバウォーレス』と呼ばれることも多い。1971年の
ウェンデル スコット以来の黒人ドライバーによるフル参戦という注目点も持つ。