アメリカのジャーナリストでオートスポーツ誌にも寄稿しているので
名前を見ることがあるゴードン カービイが、自身のサイト上で
カール エドワーズの復帰について触れました。
今年1月、家族との時間等を理由に突如引退を表明したエドワーズ。
レースに復帰する可能性については特に触れず、「戻るならこのチームしかない」
と、いつもながらにサポートを受けた人々に対する感謝の言葉ばかり
述べていましたが、カービイは
『ここ数週間に、私がよく知る複数のNASCAR関係の情報源をまとめると』
と前置きしたうえで、こう記しています。
エドワーズは2018年、ペンスキー レーシングで復帰する
話は少々複雑なようで、まず、エドワーズの後継としてJGRのシートに座る
ダニエル スアレス。メキシコ人の彼の家は非常にお金を持っており、父親が
経営する会社にグループ内にはメキシコでのNASCAR放映を手掛ける会社があるとのこと。
(このあたりちょろっと検索をかけていましたがよく分からず)
さらに、父スアレスはJGRの施設の買収交渉を既に開始していて、
方やジョー ギブスはぼちぼち引退の準備ができていて、父スアレスが
JGRを引き継ぐつもりがある、としています。
で、その後にさらっと書いてる一文
Meanwhile, I'm told that Edwards is being paid more than $15 million
to sit-out this year
一方、エドワーズは今季出場しないために1500万ドル以上を支払われている、
という意味だと思いますが、sit-out、という表現からすると、えー、
私の理解力が全然足りていなければ申し訳ないんですが、
父スアレスは息子をJGRに送り込みたかった、同時にJGRの買収にも
乗り出している。そこで、まだ1年契約が残っているエドワーズに手切れ金を
渡してでもお休みいただいて、Xfinity Series王者の息子にシートを空けさせた
という意味のことを書いてるんだと思いますが、だとしたら引退会見なんて
大嘘のトンでもない話になってしまいます。
記事はこの後、エドワーズは2018年にペンスキーの3台目になる。
ペンスキーは来季に3台への拡張を考えており、チームは既に
ウッド ブラザーズ レーシングを通じて3台目を動かしているので
拡張に支障はなく、またカービイの考えとしては、エドワーズはそのドライバーとして
適任である、ということです。
もちろん最後には、まあこれはあくまで噂だから、実際は時が経たないと
分からないけどね、的な締めくくりがしてあります。
他サイトでも早速この話題が取り上げられており、検索して最初に
引っかかったサイトの見出しは、
速報:カール エドワーズ引退の真相が暴露される
といった見出しで紹介されています。
コメント欄には「フェイク ニュースだろ」という現代アメリカらしい意見もw
「1500万ドルってネイチャーズ ベーカリーがダニカに払う額と同じじゃね?」
という声も。確かに、あれも1500万ドル超って書いてた。
NBからしたら、「そのお金でうちの費用肩代わりしてよ!ていうかエドワーズさん
ダニカにそのお金あげて!」って言いたいでしょうかねw
「ここのニュース、見出しは派手で中身はない」
「色んな”ストーリー”があるよね。誰も真実は分かんないし」
「真実であってほしい、彼は最高のドライバーだしフォードに戻りたいんだよ」
等のコメントもありました。
なお、同じくライターのルイス フランクは自身のtwitter上で、
「ペンスキーの人と電話で話したけど、カービイのエドワーズに関する話は
真実ではないと言っていた」としています。
信じるか信じないかはあなた次第、というやつでしょうが、
エドワーズにとってもスアレスにとってもイメージ的に良くなることが無い、
あまり誰も得しない話題だなと思いました。