NASCARカップ シリーズの移籍市場に動きが見えました。

 まず、グレッグ ビッフルが離脱し、2台体制に縮小するとの
見方が出ていたラウシュ フェンウェイ レーシング。
 来季の体制を発表し、来季は
  6 トレバー ベイン
17 リッキー ステンハウス ジュニア
の2台体制とすることを発表しました。
 また同時に、使用しないNo.16のチャーターと、契約ドライバーである
クリス ブッシャーを、来季から2台体制に拡張するJTGドーティー レーシング
(今までドハティーと書いてましたがドーティーの方が発音が近そうです)
の2台目として『貸し出す』ことも発表しました、
JTGDはA J アルメンディンガーと2020年までの契約をしており、
来季はアルメンディンガーとブッシャーの2台体制が確定しました。
ブッシャーはフォードの期待の若手でありながら、来季はシボレーの
車で戦うことに。サッカーではよくあるレンタル移籍だと思えばいいでしょうか。
 でも日産のドライバーがシートが無いからホンダで走るのは日本では
まずあり得ないですよね。

 なお、ラウシュは昨年ビッフルのクルー チーフだったブライアン パティーが
ステンハウスのクルー チーフとなり、ステンハウスのクルー チーフだった
ニック サンドラーはチームのエンジニアリング ディレクターにすることも
発表しています。

 また、ガイコのカエルちゃん号でおなじみのNo.13 ジャメイン レーシングは
来季タイ ディロンがフル参戦すると発表しました。
チームは現在リチャード チルドレス レーシングと技術提携を結んでおり、
ディロンはチルドレスの孫。
兄のオースティン ディロンは既におじいちゃんのチームからフル参戦を
果たしていますが、弟もカップのフル参戦を果たすことに成功しました。
意外と弟もかなり速いんじゃね?と思っていたりもするので、
来季の彼の走りに注目したいです。
なお、チームはガイコとのスポンサー契約も延長しています。