シーズンもいよいよ最終戦を迎え、来季のシートの話も出てきます。
既に決まっているところ、うわさが出ているところ等ありますが、
そんな中、リチャード ペティー モータースポーツのNo.44をドライブする
ブライアン スコットが今季限りでの引退を表明しました。
 家族との時間を大事にしたい、というのが主な理由だそうです。

 現在28歳、アイダホ州ボイジー出身のスコットは2007年に
トラック シリーズでデビュー。
2013年からはリチャード チルドレス レーシングの一員として
Xfinityシリーズにフル参戦し、この年の秋のシャーロットでカップ シリーズに初出場。
2015年までの3年間はRCRで過ごしましたXfSでは2014年にシリーズ4位。
しかし昨年のオフ、なぜかシボレーではなくフォード系のRPMが声をかけ、
RPMのNo.44で初のフル参戦を果たしました。
 ここまでの最高位は秋のタラデガでの2位、それを除くと
カリフォルニアでの12位が最高位でトップ20フィニッシュは2回で
現在ドライバー選手権32位。
通算では平均スタート順位26.4、同フィニッシュ28.3となっています。

 スコットはタラデガでのレース後、トップ級で走る厳しさ、
そのレベルとの差の大きさというものを感じたというような話を
していたそうで、また、今季は何度かかなり大きなクラッシュもありましたので、
そのあたりの影響で、これ以上続けて何かあっては、というところも
あったのかもしれません。
高速トラックでは時々光るものを感じていただけに少し残念に思います。