ざっと流し読みしただけですが、
先週のスプリントカーレースでのトニー スチュワートの事故を受け、
NASCARは新たな規則を発表しました。
どこまでが元々からあったものかは知りませんが、いたって簡素な解決法。
「ドライバーは事故が発生した場合、火や煙などの事態を除いては
車から外へ出てはいけない。ドライバーは電源を切り、怪我をしていなければ
ウインドウネット(NACSARは窓が無く網がかけられている)を外したら、
ドライバーの保護装置を外さずに、オフィシャルが車で待機する。
車から出た後も他の車には近づかない」
NASCARは、競技にとって安全が第一であることを会見で強調。
頭に血が上ったドライバーが言うことを聞くかは別にして、きっちりと規則が
明文化されたので、違反すると恐らくどえらい処分が下ることでしょう。
6度のチャンピオン、ジミー ジョンソンはこの決定を支持する一方で
「これでドライバーの動揺が収まるかと言えば、何ともいえないな」とコメント。
さらに、ダートトラックのレースにもNASCARと同様の無線やスポッターによる
交信を提案しました。
「これでドライバーが車の外へ出ようとする考えを変えることができるかは分からないけど、
他のドライバーに対して『頭に血の上ったドライバーがコース上にいる』ということを
伝えることができる」としました。
私もとりあえずこういう規則が即座にできるだろうと予想し、時間が空いたら
その辺の話を書こうとしていましたが、素早い反応で書く必要がなくなりましたw
また書こうと思いますが他の競技で例えると、アイスホッケーや野球で、
「乱闘も1つの醍醐味だ」とそれはそれで楽しんでいたら、死人が出てしまい、
とりあえず乱闘禁止令を出した、といったところでしょう。
ただカチンと来るのは一瞬のことなので、元々半分キャラ作りの芝居のために
やっているプロレス型の人はそれなりに大丈夫でしょうが、
マジギレ型の人に通用するかは疑問ですね。
ただルールができたことで今後はパフォーマンスをしても
面白がってみてくれる人は減少し、ペナルティやスポンサー損失の要因と成り得るのは
確実と思われます。
なお、スチュワートは今週のミシガンも欠場し、代役にジェフ バートンが出場。
復帰の予定はまだ未定とのことです。