既視感。既視感。
デジャヴュの連続。

何で?
何でこうも多いんだろう?
前と同じ場所で。
同じ人に。
同じことを言われる。

そんなことが多々ある。

いや。
勝手にデジャヴュだと思い込んだだけで、
本当は違うのか?

自分の認識が当てにできない。面倒。
だって記憶が穴だらけだから。
穴の面積の方が多いかもな。
じゃあ記憶のある部分が点在してんだ。ぽつり、ぽつり。って。あはは。
点でしか人生歩めないなんて可哀相。
小学校ん時のこと覚えてないのばれて。友達にも馬鹿にされて。可哀相。カワイソウ。

役立たずなんだよな。
何にも一人で出来ないくせに。誰にも愛してもらえないし。
生きてたって。しょうがないな。

あーあ。
見なよ。周り。
一両に50人くらい。
狭い面積に固まって。

仕事帰り、学校帰りの人間ども。
なんで頑張るんだろうな?どうせみんな死ぬのに。
何の為に?
死んだって誰も悲しまないのに。
必死だよな。
自分の存在に気づいてもらうために?
電車の中で寝てしまうくらいしんどくても仕事して。
殴られても家族の枠組みにしがみついて。
誰かとメールで繋がろうとして。
掲示板で繋がろうとして。

自分ばっかり可愛がってもらおうと思ってる。大人なんてみんな、子供がそのまま大きくなっただけだ。
そのくせ他人の痛みには鈍感なんだから世話がない。

人間。嫌いだ。

読書感想レポートを書かなきゃいけない。

この手のものは苦手。


わたしはわたし自身のことがいちばん分からないんだから。

今、何を感じているか。
あの時、何を感じたか。

嬉しいのか。
悲しいのか。
怒っているのか。

誰かに教えてもらわなきゃ分からない。

わたし、今笑っていいの?
と心の中で問いかけて。
相手も楽しそうな顔をしていたら、笑う。

相手が悲しそうなら、笑わない。

相手が怒っていたら、とりあえず謝る。

なんて馬鹿なんだろう。


主体性とか、自分の意志とか
わたしには縁のない言葉だ。

自己主張なんてした日には、わたしはいつもぐちゃぐちゃに潰され、殺され、孤立させられた。

してはいけないものだと思ってた。

周りに合わせる、顔色をうかがう、
それが生存条件で
だから自分って何なのか、全くわからない。

けれど
大学は、何をするにも自己アピールが必要な場。

名前から始まり、趣味、特技、好きな〇〇……あらゆる事を他人に教える。

ここで月並みな表現をしていると、誰にも覚えてもらえない。

かといって突飛すぎると、"変な人"の烙印を押される。近寄りがたくなる。

感情を自認できないわたしでも、音楽と一緒に生きてきたようなものだから
好きなアーティストくらいはいる。

その人は、暗い曲を書くことの多い人だからか、"健全な"人にはあまり人気がない。

だけどわたしはやっぱり好きだし、自分に嘘をつくのも嫌だし
紹介する。

そんな人初めて見たーって。
女の子達は言う。
わたしを見ずに。


ダメだ。
また疎外された。
"お前は仲間にはしてやれない"宣言。

普通でいると埋没する。
個性を出すと弾圧される。なんだろうなあ、このダブルバインドは。



中間が分からない。
普通のことが出来ない。

両極端なのか?

沈黙と爆発のあいだを
ゆらゆら、ゆらゆら。
行ったり来たり。


親友たちからよく言われる言葉。
「不安定な人ね。」


親しい友人にメールをしていてもわたしは、
同じ一つの文面の中に
よそよそしい口調と
馴れ馴れしい言葉遣いを
一緒くたに入れてしまう。

彼女らには、それがとても奇妙に映るらしい。
何がおかしいのか自分ではまだ理解できないけれど。


数分前のメールで、冗談も絵文字もふんだんに入れていたかと思えば
次の文面は無味乾燥とした冷たいものであるとか。
そんな指摘も受けた。

そうだったっけ…?
あまり納得はしていない。
でもきっと、それが真実なんだろうな。



さあ。
そろそろ現実を見なくちゃ。
作りものでいいから、感想を文章にしていこう。
どうせ誰にも解りっこない。
本当の感情なんて。


ほら、
がんばれ自分。
単位がかかっているんだから。

はじめからわたしはいらない子だ、わたしなんて死ぬべきだって思ってた。

生まれながらに罪人だった。

だってそうじゃなかったら、どうして親はあんな風なの?

頭のなかが狂ってきた。

あっちこっちで誰かが怒っているけど何て言ってるんだろう。

痛い。痛い。
腕なんてなくなればいい。

何で泣いてるの?

さみしいの?

うっとうしい。

どうせ他人なんて信用してないくせに。

死んじゃえ。

もういいよ。

もういい。

みじめなやつ。
ゴミ以下の存在。

ゴミは元々生きてないから死んだって何にもならないのは分かってる。

だから生きなきゃ。

他に選択肢なんて無いから。

でも眠れない。

眠れない。眠れない。

何であいつが隣の部屋にいるの?

汚い汚い汚らわしい。


不潔なものはきらい。

だってあいつは汚らわしい手でわたしに触れるんだ。
殴るんだ。


いつもそう。

声は目には見えないものでしょ?

でもわたしにはあいつの声が見える。

汚くて真っ黒なんだ。


ああもう喋るな二度と喋るなうるさい。
汚い。

汚い?


違う、汚いのはわたしだ。
わたしが歪んでるから世界が歪んで見えるんだ。


誰も好きになれない。

だから誰からも好かれない悪循環。

価値観が歪んでる。
性格が歪んでる。


わたしが死んだら誰か泣いてくれるかな。

泣く理由なんてないか。

誰か気づいて、わたしが死んだら誰か死体の前で泣いて。


わたし?
わたしって何?
誰?
わたしは私でうちであたしで俺で僕でお前?



もう嫌だ生きていきたくない。

意識が意識が流れてゆきそうで、わたしはあたしは一体どこにいる?


記憶なくした。

たいした記憶も思い出も持ってない。

昔のことなんて何にも思い出せないのにいきる価値なんてある?


でも心の奥底が違う、そうじゃないって叫んでる。

覚えてないんじゃなくて思い出したくないだけだって。

ねえ僕という過去を無視して切り捨てて生きてゆくの?
僕は犠牲になるの?

わたしの泥の底のほうで僕らは消化なんかされないまま、いつまでも鮮やかに、それでいてより生々しく腐乱してゆくというのに。


でもわたしは現在を生きるので精一杯。

知らないよ過去なんてどうでもいい。

思い出して何になる?

未来が大事。

つらくなるんなら見たくなんかない。


じゃああたしは見殺しにされるんだ。

あんたはずーっとそうやって、臭いものに蓋するように、都合の悪い記憶を全部箱に放り込んで、ガムテープでぐるぐる巻きにして南京錠の鎖もかけて、真っ暗な部屋に閉じ込めて見て見ぬふりするんだ。

あいつらとおんなじ。

どう足掻いても血には抗えないね。

憎い。

憎い。

あたしたちに苦しみを押しつけて、自分は知らん顔か。
憎い。みんなあんたが憎いんだ。


それでも、それでもわたしは明日また生きなきゃいけない。

何にも知らないような馬鹿面でへらへら笑って人づき合いしなきゃならない。

友だちは大事。

友だちも悲しい経験を抱えてる。

だからこそせめてわたしと話す時くらいは楽しい気分でいさせてあげたい。

全てをさらけ出して付き合うのが友だちなら、わたしには友だちなんて初めからいなかった。



こんなこと書いていったい何がしたいんだろう。

ああ眠れない。


あいつが消えるか、わたしが死ぬか、どっちが先かな。

悲しい。
息が苦しい。


救いなんてないんだ。

神なんていないんだよ、おじいちゃん。

もっと早く、もっと早く気づいてくれていたら。

わたしなんてうまれずにすんだのに。


苦しい。

このままひとりきり?



誰か助けて。