酒を絶って早いもので4日目である。一度でも酒をやめたことのある人なら分かるだろうが、断酒をして何が辛いかというと、やはり酒が入らないと眠れない事だろう。これは断酒した人間が必ずブチ当たる禁断症状のようなもののようで、どうやら僕だけではないらしい。ちなみに昨日も一睡も出来なかった。その前も1時間とか、せいぜい2時間程度の睡眠しかとれていない。あまりにも眠れない日々が続くと、つい酒が頭の中をよぎってしまう。
確かに今、君に頼れば僕は深い眠りにつけるだろう。だが、ここで安易に君を頼っては、これまで断酒してきた努力が水の泡となってしまう。でも、くれぐれも誤解しないでもらいたい。僕は何も君の事が嫌いになったわけではない。いや、むしろ大好きだ。愛してると言っても過言ではない。
だが、君を深く愛せば愛するほど、僕の身体は蝕まれ壊れていくのだ。どうか、この僕の気持ちを理解してもらいたい。
- 前ページ
- 次ページ