足の裏で 重力を利用したんだ

そんなに驚くこと?

昨日のそのまた昨日に 世界が真っ直ぐに落ちてきた


そうだね 叫ばなかったよ

その日は君と会う約束をしていたんだから


そのツケが今日くるなんて 思ってもいなかったけど


いっそのこと 蹴り上げてみようか。



ひしゃげた紙の狭間で 静かに佇む

影の濃い緑 極彩色の鳥たち


回避できずに 目の裏に焼きつく


誰も知る筈のない 君だけの鳥たち







鼓動に呼応して 眠気を誘うだろうね




ミントの香りが 染め込むまで



 

上回った気持ちの 落ちる場所は?

半分に割れた月が揺れる頃 ようやく理解できたのかもね

声に出さずに泣けば気づかないのに 


君は嘘が下手になっていく


涙の意味を聞いてみたいけど 曖昧な言い訳なら聞きたくないわ

私の本心で君の服を剥いでいくのは 「もしも」の結果でしょ?


半分に割れた月が隠れる頃 ようやく眠りにつけるのね

上回った気持ちの落ちる場所は?