高校の友人と3人で私の家に遊びに来ていたんです。
2人共家が近所だったので、よく私の家に来てました。
夜になって、男3人でいてもシラケるので誰か女の子を呼ぼうってな事になったんです。
私が1番顔が広かったのもあって私が誰かに連絡をつける事になりました。
当時はまだ携帯電話も、ましてやスマホなんて無かった頃だったので、近くの電話ボックスに友人の車で向かいました。
そこは喫茶店の駐車場の敷地にある電話ボックスだったのですが、当時その喫茶店はつぶれてしまって廃墟になってました、、、
夜も遅い時間だったので、すこし不気味な感じのする雰囲気でしたが、電話ボックスの横に車を止めて、運転している友人を車に残し、2人で電話ボックスに入ろうとした時、一緒に降りてきた友人が、汚い電話ボックスだなーって言いました。
私もそれを聞いて電話ボックスを見てみると、確かにとても汚れた電話ボックスでした、まるで、濃い泥水をバケツでかけまくったような汚れかたでした。
汚いなぁと思いながらも、電話ボックスに入り、テレホンカードを入れて、プッシュボタンを押し始めました、、、
その時、不思議な現象が起きたのです。
プッシュボタンを1つ押しただけで、呼び出し音が受話器から聞こえてきました。
私はあわてて受話器を戻し、テレホンカードを取りました、、、
???なんだ?これ、、、
一緒に電話ボックスにはいった友人が不思議そうに、どした?と聞いてきたので、今起きたことを話すと、壊れてんのか?これ、、、
そうつぶやきました。
いや、そんなはずは、、、
もう一度テレホンカードを入れて、プッシュボタンを押すのですが、やはり、1つプッシュボタンを押した直後に呼び出し音が、、、
電話ボックスのなかも汚れていたので、あまり受話器も耳に近づけたくなかったのですが、ちゃんと耳を当てて聞いても、やはり呼び出し音がながれていました。
同じことを3回ほど繰り返したのですが、ずっと同じ現象でした。
そんな中、運転席に残っていた友人が車の向きを変え始め、ライトが電話ボックスに当たった瞬間、クラクションをならしました。
逆行で彼の顔が見にくかったのですが、一生懸命にこちらを指差して何かを叫んでいるのがわかりました。
どうしたんだ?
そう思い、彼に向かって何やねん!って返したら、彼は必死な形相で私達2人向かって叫びました。
ヤバい!何かヤバい!電話ボックスよく見ろ!!
????
私達2人が言われたとうり電話ボックスをよく見てみると、今まで泥水だったはずなのに、その汚れは
真っ赤な血のようでした。
うわぁぁっ!!
慌てて受話器を離し、よく見ると、受話器には真っ赤な血の着いた手で握ったような跡が、、、
私達はテレホンカードも取らずに電話ボックスを飛び出し逃げるように帰ったのですが、
どうしても気になり、朝になって戻ってみると、そこには、電話ボックスはなく、錆びたようなちぎれた配線と、土台が残っているだけでした、、、、
まるで、何ヵ月も前から電話ボックスなんて無かったかのような有り様で、、、、
結局、そこで何があったのかもわからないまま。
でも、もし私が受話器を置かずにずっと聞いていたら、誰かと繋がったのでしょうか、、、、、
