英語の出来ないNY駐妻の日々

英語の出来ないNY駐妻の日々

あら、大変。まるで英語の話せない、聞き取れない私がNYで駐在妻をすることに。
そんな私の悲喜こもごもを書いています。

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1週間前、NYの産婦人科に行き、コルポスコピーと生検をしてきました。




と言うのも、1月に日本に帰ったときに日本で定期検診を受けた私。
その結果が来て、開けてみたら子宮頸がん検査が引っかかっていて…。








結果 LSIL



別名「軽度異形成」とも言うようです。

それって何?と言うと、癌とまではいかないけど、細胞の形が癌っぽいものがあるよ、ということらしいです。「前がん状態」とかも言うみたいです。




「精密検査をして下さい。」の一文にドキドキしながら、アポイントの電話。
どんな検査をするのか聞くと、
「先生の判断になりますが、顕微鏡で覗いたり、組織を取ります」とのこと。








そして迎えた検査当日。
検査室に入ると、まずは最終生理を聞かれて、身長と体重を測って。あと採尿もしました。
(コレ、なんでやったのかわからない…聞けばよかったえーん





内診台に乗って待っていると、先生登場。
「どんな検査になりますか?」と聞くと、やはり顕微鏡で覗く(※これをコルポスコピーと言う)ようです。


ただ、そのまま覗いても何もわからないので、酢酸を子宮頸部に浸して、その反応の出方を見るようです。




「酢酸つけますねー」
と言われて、何やらグリグリと…痛くはないけど、違和感半端なかったですえーんえーん



そして反応が出た部分を写真撮影。




写真撮影自体は無痛で何も感じませんでした。








からの…










恐怖の生検。










「ラボに組織を出すために、組織を何か所か切り取ります。少し痛いかもしれません。」


と先生。






すると、子宮頸部にグッと力がかかります。
そしてパチン!という弾けるような感覚。
きっとハサミの様なもので切り取っているのでしゃうね。
(怖くて先生の手元は一切見ていません)





痛くはない…






でも、一か所に力がかかる感覚が怖くて、だんだん気分が悪くなってくる私。





この時は合計3か所、組織を切り取りました。






「止血用のペーストを塗ります。後で血の塊みたいなどろっとしたオリモノが出てきますが、驚かないで下さいね」と言われました。





「止血のためにタンポンを入れておきます。6時間経ったら取り出して下さい」と言われ、タンポンを押し込まれました。



先生からの注意事項は「5日間性交渉をしないで下さい」とだけ。







するとこのあたりから、何やら下腹部がジンジン…膣のあたりがヒリヒリ…鈍い痛みに襲われてきます。




きっと顔が蒼かったのでしょう。
検査室に残っていたナースに
「Dizzy?」と聞かれ、その単語がわからなくて
ますますクラクラ。何とか「Pain!!」と訴えました。





するとタイレノールとお水を持ってきてくれて、「落ち着くまでベッドにいていいよ」と言われました。




終わってからは本当に痛くて、腰を曲げてヨチヨチ歩き。「タイレノールよ、早く効いてくれショボーン」と思いながら、クリニックを後にしました。




後から色々なブログを見たら、日本では
-検査後30分安静
-2週間は性交渉禁止
とか書いてる方がいて。



検査終わってスグに帰らせるとか、ペーストを塗る&タンポンを入れるなどはアメリカだけなのかなぁ????などボンヤリ思いました。





そして昨日、先生から検査結果の電話が来て(※アメリカでは、検査結果は電話で知らされるところがほとんど。わざわざ出向いて行かなくてもいいので、本当に合理的です)、「確かに組織の形が変わっている部分は出てきました。ただ同時に細胞診をしたのですが、そちらはネガティブ。それにHPVの検査も、高リスクのものは出ませんでした。」と言われました。




最初?????だったのですが、これはつまり「ガンに進むリスクは極めて低い」ということみたいです。これからは年に一回の定期検診(細胞診)でよいとのことで、生活上気をつけることも特にないとのことでした。






検査結果が悪いものではなかったので、今は落ち着いています。でも先生から電話があるまでは生きた心地がしなくてアセアセ円錐切除術について、色々調べる日々が続いていました。




やはり定期検診は大切ですね。
身をもって感じました。


そして、ただでさえ怖い精密検査。「アメリカで精密検査」って、日本でやるそれより、なんとなく怖い!(私は英語が苦手だから尚更)


ネットで調べても、NYでのコルポスコピーについて書いてある記事って少なくて。
だから、私のこの経験がどなたかのお役に立てたら幸いです。