私は過去に小児科に勤めたことがありません。

甥や姪もいないので、子供の扱いにも免疫がありません。

子供への注射が必須な今の仕事は、

慣れるまで結構ハードル高かったです。。。

 

4歳以下は力で抑えられます。

10歳以上も話せばなんとか理解できる年齢です。

(もちろん例外あり。)

 

しかし5~9歳は鬼門です。

特にアフリカ系、イタリア系のこの年齢の子供は手に負えません。

なので注射を準備する時点で男性医師に協力を要請します。


隠れる、逃げ回る、泣き叫ぶ、蹴る殴る。

口がたつ子は交渉する、懇願する。

「お慈悲をー!!!」

と泣かれたこともありましたね。
 
同僚のヨーロッパ系ドクター曰く、
どうやらイタリア周辺の文化?で、
子供が悪いことをしたら
『医者に連れて行って大きい針の注射をさせるぞ!』
という脅しめいた文句を使うらしいです。
 
医療者からしたらいい迷惑です。こんなに忌み嫌われる。
心が折れそうだわ、なんて同僚ナースCに言うと、
何言ってるの!私たちは救ってるのよ!がははっと一蹴。
その図太さ分けてほしい。
 
動かれると子供も私も危ないので、こっちも必死。
変なアドレナリンが出る瞬間です。
 
いいね、や ランキングボタンをぽちっと お願いいたします。

  ブログランキング・にほんブログ村へ