父が虹の橋を渡った。
3月20日。
祖母を見送って、後を追うように父も旅立ってしまった。
3ヶ月の間に家族が半分になった。
手続きとか色々あったお陰で、泣いてる暇なんてないものだ。
悲しくない訳ではない。寂しくない訳ではない。
ただ、何となくまだ居なくなった実感がない。
というより、そばにまだ居る感じ(^^*)
祖母の時と同じなのかな。
今、私が出来うる限りの事はした。 だから後悔はしていない。
10年。父が「癌」と戦い続けた年数。
次から次へと多発する癌。声を失い、歩くこともままならない生活。
どんなに辛かっただろう。どんなに悔しかっただろう。
でも、彼は負けなかった。
病院で、最後の数時間父の手を握り続けた。暖かくて大きな手。
顔も身体も痩せて小さくなってしまったけど、
幼い頃に握った感触と何も変わらなかった。
私は彼の娘であることを誇りに思う。
父と過ごした私の人生は、幸せだったもん。
昔から、葬儀委員長は俺がやると言っていた、父の幼馴染。
父を慕ってくれていた人たち。
みんなのお陰で、父らしいお別れ会が出来たこと。 本当に感謝しています。
心から、ありがとう!
父に負けないように、私も人生を楽しまなくっちゃ!










