既存擁壁の水抜き穴


(;゜0゜)
古い擁壁に、水抜き穴を施工するかどうかは、
とっても複雑な判断みたいでした。。


新設の擁壁(人の高さ1.5m以上)なら、必ず設計基準で水抜き穴があります。
(地盤の安定為に,大雨など土中の余分な水分を出す為)

ですが

昔の擁壁で、水抜き穴が無いそのままでも大丈夫な考えもあります。
それは
擁壁の上が、周辺一帯(同じ高さの隣地含む)舗装されてるなら、
雨水が地盤に染み込む量が少なく
舗装の上を流れていくので、土中の水分に影響は低いという構造とされるから。


上記は、擁壁構造としての見解。


m(_ _)m

判断されてる方が
何度も<事例を経験>されてる専門の方なら

「既存の擁壁でも、水抜き穴を作る基準法律があるものなのか?」
市ごとの宅地法があったりします。

「宅地法と関係無いなら、必要不要はこの土地の何で判断されたのか」
の不明点に答えてくれると思います。



①気になる擁壁は、2.5m~3m程の崩れたら大変な擁壁だし。。。
②でも、水抜き穴を追加する程度で、地盤が安定するとは限ら無いし。。
③水抜き穴が無い、強度が不明な擁壁ギリギリに家を建てれるものなのか?
で判断が色々複雑。。


宅地法を知らないので、こんな見解しかわかりませんでした。。
ゴメンね★



Σ(・□・;)

水抜き穴を開ける施工方法は、2通りは考えられます。
(宅地擁壁設計ブランク10年の知識だと)

擁壁の構造確認しなかったけど、
今の擁壁が

『L型コンクリート擁壁』なら、
病院側の表から、削穴コンクリート用ドリルで穴あけ。
これなら土掘らずして穴が開けられる。
が水が抜ける機能は低い穴となる。


『重力式擁壁』なら、、、
幅2m以上深さ2mは土を掘って、コンクリートに穴を開ける事になる。。
すると、掘って埋めた土と、掘って無い土との強度の差が出て
地盤にはよくない。。


なので水抜き穴開けるにしても、色々な懸念もあったりします。。。



ちなみに新しく擁壁を立てる場合、
高さ2.5mの擁壁は20万/m(施工込み)が目安
(この半額から倍の誤差はある、目安ですが・・)

タカちゃんの敷地は20mほどの延長かな。。超概算で400万。。