霧にむせぶ街 函館
約1ヶ月の撮影期間中、全てが望み通りの天候になるという訳にはいかない。
スケジュールを立てる助監督曰く、
「函館の天気予報は全くあてにならない」
とのことで、
ロケ後半はぎりぎりのスケジュールの中で毎朝天候判断をし撮影の段取りを行っていた。
そんな中、何回か奇跡が起きた。
函館山千畳敷での撮影。
この時期は山に霧がかかりやすい季節。
7月19日夕方から数時間山頂で粘ったが一向に晴れる気配がないので撮影を断念。
翌日がスケジュール的に言ってもラストチャンス。
しかし、
映画の神様は辻組を見放さなかった・・・。
昨日の霧が嘘のようになくなり、澄みきった夜空の下、撮影が行われた。
しかし、函館の霧は悪さばかりしているわけではない。
思わぬプレゼントももたらしてくれた。
函館の霧は、人工的には決して表現できない幻想的なシーンを生み出してくれた。
誰がこのやっかいな函館の霧を味方につけてくれたのであろう・・・。
辻組永遠の謎である。
文 : はこだてフィルムコミッション
広部 卓也
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