メタトレーダー講座第四回 演算 出力
この文章はCodersGuruさんのMQL4Lesson4の訳文です。(翻訳しての転載に本人の許可はとってあります)
MQL4講座
Coders'guru
www.forex-tsd.com
-4-
演算子&式
MQL4の第四回目の私の講義へようこそいらっしゃいました。
一番最近のData typesの講義では たくさんの新しい概念が出てきましたね。大変だったと思いますが理解できましたでしょうか。楽しんで頂けてましたらこれ以上の喜びはありません。
さて、今回は演算子と式です。
演算子と式ってなに?
あなた方は演算子について大変よく知っているはずですよ。もし私が(+,-,*,/)が基本的な算術演算子ですと言えば、あなたはすぐに演算の意味を思い出すのではないでしょうか。
「演算はわかりました。式について説明してくれませんか?」という声が聞こえてきました。
識別子(覚えていますか?もし覚えていませんでしたら、講義2のシンタックスをご覧ください。)と演算子が一緒になると式を作り出します。
難しいですか?例を取り上げて説明しましょう。
____________________________________________
x=(y*z)/w (x=(y×z)÷w)
____________________________________________
ここではx,y,z,wはすべて識別子です。
=,*,/は演算子
行全体が式です。
式同士が結合するとそれはステートメントを作り出します。
そしてステートメント同士が結合するとそれは関数を作り出し、関数同士が結合するとそれはプログラムをつくりだします。
講義の残りは、MQL4で使われている演算子の種類について話していきたいと思います。
さぁそれでは。基本的な算術演算子から始めましょう。
1‐算術演算子
MQL4には9つの算術演算子があります。
以下はそれぞれの用法についてのリストです。
____________________________________________
演算子 名前 例 解説
+ 加算演算子 A=B+C: BにCをたして、その結果をAに当てがいます。
- 減算演算子 A=B-C; BからCを引いて、その結果をAに当てがいます。
+- 記号変更演算子 A=-A: Aについている記号を逆にします。
* 乗算演算子 A=B*C; BとCをかけて、その結果をAに当てがいます。
/ 除算演算子 A=B/C; BをCでわってその結果をAに当てがいます。
% 剰余演算子 A=B%C; AはB割るCの余り。(例10%2は0、10%3は1になる)
++ インクレメント演算 A++; Aに1を足す(例 もしAが1ならそれは2になる。)
-- デクレメント演算 A--; Aから1を引く。(例 もしAが2ならそれは1になる)
____________________________________________
メモ: 剰余演算子は次のように働きます。
10%5=0
なぜなら10割る5は2で余りがないからです。余り0なので値は0になります。
10%8=2
これは1余り2ですね。8×1+2=10になることからも証明できます。値は2です。
100%15=10
100を15でわれば余りは10ですね。
これはどうでしょうか?6%8
答えは6になります。なぜなら8×0+6だからです。余りは6として考えられます。
メモ:インクレメント演算子とデクレメント演算子は、他の式と一緒にしてはいけません。
以下のような記述は適応されません。
____________________________________________
A=(B++)*5
____________________________________________
次のように書く事ならできます。
____________________________________________
A++
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演算子&式
MQL4の第四回目の私の講義へようこそいらっしゃいました。
一番最近のData typesの講義では たくさんの新しい概念が出てきましたね。大変だったと思いますが理解できましたでしょうか。楽しんで頂けてましたらこれ以上の喜びはありません。
さて、今回は演算子と式です。
演算子と式ってなに?
あなた方は演算子について大変よく知っているはずですよ。もし私が(+,-,*,/)が基本的な算術演算子ですと言えば、あなたはすぐに演算の意味を思い出すのではないでしょうか。
「演算はわかりました。式について説明してくれませんか?」という声が聞こえてきました。
識別子(覚えていますか?もし覚えていませんでしたら、講義2のシンタックスをご覧ください。)と演算子が一緒になると式を作り出します。
難しいですか?例を取り上げて説明しましょう。
____________________________________________
x=(y*z)/w (x=(y×z)÷w)
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ここではx,y,z,wはすべて識別子です。
=,*,/は演算子
行全体が式です。
式同士が結合するとそれはステートメントを作り出します。
そしてステートメント同士が結合するとそれは関数を作り出し、関数同士が結合するとそれはプログラムをつくりだします。
講義の残りは、MQL4で使われている演算子の種類について話していきたいと思います。
さぁそれでは。基本的な算術演算子から始めましょう。
1‐算術演算子
MQL4には9つの算術演算子があります。
以下はそれぞれの用法についてのリストです。
____________________________________________
演算子 名前 例 解説
+ 加算演算子 A=B+C: BにCをたして、その結果をAに当てがいます。
- 減算演算子 A=B-C; BからCを引いて、その結果をAに当てがいます。
+- 記号変更演算子 A=-A: Aについている記号を逆にします。
* 乗算演算子 A=B*C; BとCをかけて、その結果をAに当てがいます。
/ 除算演算子 A=B/C; BをCでわってその結果をAに当てがいます。
% 剰余演算子 A=B%C; AはB割るCの余り。(例10%2は0、10%3は1になる)
++ インクレメント演算 A++; Aに1を足す(例 もしAが1ならそれは2になる。)
-- デクレメント演算 A--; Aから1を引く。(例 もしAが2ならそれは1になる)
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メモ: 剰余演算子は次のように働きます。
10%5=0
なぜなら10割る5は2で余りがないからです。余り0なので値は0になります。
10%8=2
これは1余り2ですね。8×1+2=10になることからも証明できます。値は2です。
100%15=10
100を15でわれば余りは10ですね。
これはどうでしょうか?6%8
答えは6になります。なぜなら8×0+6だからです。余りは6として考えられます。
メモ:インクレメント演算子とデクレメント演算子は、他の式と一緒にしてはいけません。
以下のような記述は適応されません。
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A=(B++)*5
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次のように書く事ならできます。
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A++