人は生まれてきたとき

この世で

目覚める


そして人は毎日朝

目覚める


臨終のとき

いつかどこかの目覚めのために

眠る


その刹那の目覚めの間に

まだ起きている人のために

言葉を残す。


そこに意味があるのか

ないのか

わからない。