おはようございます。

宿日直業務というものがある。

昨年はとある市役所で私は初めて宿日直業務を行った。

時間は17:00~8:30の15.5時間。

その中には、仮眠も含まれている。

おおよその仮眠時間は23:00~4:00が仮眠かなってところ。

ただ絶対23時というわけではない。

いつまでも残っているバカがいるわけだ。

はやく帰ればいいものの、仕事ができないのか、よっぽど家に帰りたくないのか

はたまたただの残業代泥棒なのか。

こいつらが帰らない限り仮眠出来ないのだ。

警備のセットをしなければならないからね。

実際の仕事といえば、巡回点検や閉庁後の電話対応や、受付業務が主なところ。

しかし、巡回といってもそんないつでも順繰りしているわけではない。

大体の固定時間に巡回を数回するくらい。

こんな田舎で忍び込むやつなかなかいないから見て回るけど鍵の確認や火の元の確認くらいだ。

最終的に全員帰ったのを確認後巡回し、警備セット、仮眠の流れ。

この巡回していない時間は、電話が来れば対応、人が来れば対応だ。

そう。来ればの話。電話の対応も、ましてや閉庁後に人なんてこないのだ。

ずっと待機時間となるのだ。

もし、なにかあった時の対応をする人間ということでなにもなければなにもしないのだ。

閉庁後すぐ業者や関係者から電話が来ることはあるがそれも1時間もすれば収まる。

1日平均8回くらいしか電話も来ない。

緊急時には警察や消防からも電話が来るが、ほぼない。

待機時間のおばけでなおかつお金がもらえるという仕事。

普通に私が老後ひまで金もなかったら、間違いなくやる仕事だと思う。

 

ただ、私はこの仕事をして1日4000円しか貰えない。

15.5時間働いて4000円だ。

これが「立場」というものである。

時にはいいように作用し、時にはゴミのようになる「立場」

いいように会社に使われ、いいようにこちらも会社を使う。

 

この宿日直業務がまた再来した。

場所は昨年の場所とは違うが、同じような宿日直業務。

これがなんと来週から始まってしまう。

これに拒否権なんてなかった。

4000円の監獄に入る気分だ。

 

まぁ働いてくれる人が今いなくなっているから新しい人が入るまでのつなぎ。

はやく来てほしいものだ。