最初の経営方針説明時に、私が社員に対して期待する行動規範についても定めて説明しました。
行動規範を3つに絞って説明したのですが、その3つは以下の通りです。
1つ目の行動規範については日本の本社在籍時から各部門の責任者をしていた時に時から変わりません。
尊敬する経営者の1人である稲盛和夫さんの
「人間として何が正しいのか」を判断基準として判断する
Base Criteria for Decision-Making on "Doing What Is Right as a Human Being.”
という行動規範をこの海外子会社でも同じように求めることにしました。
2つ目は、「他責思考よりも自責思考をして欲しい」
ということを2つ目の行動規範としました。
この自責思考というのは失敗やトラブルがあった時に、他人や環境のせいにするのではなく、自分にも何らかの責任があったのではないかと考えて反省し、その次の改善につなげる思考様式です
一番大事なのは改善することです。
発生してしまった失敗・トラブルについてはもう取り返しようがありません。
今後どのように発生を防止するか、いかに改善していくか、
これを自分で考えるように社員に求めたいと考えて決め行動動規範です。
3つ目は、「同僚のいいところを褒めよう、同僚の成功を祝おう」
というのを3つ目の行動規範にしました。
他にも色々期待したいことはあるのですが、自分なりに本質的に考えた結果として
この3つに絞りました。
これを繰り返し繰り返し、色々な場面で社員に問うていくことが大事だと考えていますし、愚直に実践していきます。