馬場さんみたいな人がエンドーサーって、うちの会社かなり冒険してますから!
「エンドーサーだから仕方なくBachの楽器使ってるんでしょ?」
とたまに聞かれる。
高校生からトロンボーンを始めた僕には何故だかトロンボーンのスタンダードブランド「Bach」にご縁がなく、違う楽器を使って音大にいき、そのままBachを通らずプロになった。
そんな僕が25歳くらいの時にサブ楽器として新しい楽器を買おうと思った時にふとBachが思い浮かんで、
新品ではなくヤフオクで楽器を買ったのが始まり。
ヤフオクで無事に楽器を落札して、出品者の方と連絡を取ると意外にも当時の自宅が近くて、直接取りにお伺いすることに。
出品者の方、何か名前見たことあるな...
とは思ってたんだけど、
それが後に僕の師匠。(この話はまたこんど)
そこで吹かせてもらったBachはすごい良くて、
「そうそう、トロンボーンってこれこれ」
て感じで。
いや違うな、、、その場でその楽器を吹いてくれた師匠の音がすごい良くて(笑)、即決してBachを手に入れた。
そこからいろんな音楽をやってきたけど、Bach以外は全然使ってなくて結局Bach一筋。
そんなこんなで、この楽器のエンドーサーになりたいと思うようになって、Bachの担当の方にもお会いする度に熱い思いを語って(笑)
その間、実は違うメーカーさんのエンドースメントのお話を頂いた際もご丁寧にお断りしたりして、
色んなことが実って、5年くらいかかってようやくなれた。
その間には色んな人間ドラマがあって、色んな人の力が加わっていることを忘れない。
契約直後も今も、Bachエンドーサーはオーケストラの方が多く、
「馬場さんみたいな人がエンドーサーって、うちの会社はかなり冒険してますからね、でも期待してます。」
って担当の方が言って下さったのも今でも忘れない!
「いえ、僕含め個人で音楽を発信してる人がオーケストラに負けないくらいブランディング出来る時代が、きっとすぐ来ますよ!あと、僕もっともっと上までいきますから多分冒険じゃないと思いますよ!」
と僕が返すと
「そうそう、初めて会った時から生意気だったんですよね。笑 でも期待してます!」
と愛ある応援をして頂いたのも良い思い出。笑
昔物語で少し長くなりましたが、
兎にも角にも僕はBachというメーカーの楽器がすんごい好きです。
こんな好きな楽器のエンドース契約させて頂いた野中貿易のご担当の方、楽器を調整して下さってる方、それまでに色々きっかけを与えてくれた方に感謝しかない!
仕事上でお世話になってる方やファンのみんなの沢山の人の思いや期待や、築き上げてきたものを背負って楽器吹いてるから、もっともっと結果出さないと!それが原動力。
担当の方も呆れるくらい生まれつきのビッグマウスを待ち合わせているようなので、有言実行がんばります。