過去記事より掲載しています
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- 神想観(座禅)
(4)神想観による癒しーメタフィジカル・ヒーリング
○ 病人のために祈るときの心構え
○ 同悲の心を起せ
神想観にて相手の病気を治そうとする場合、愛念を起すということがその治療を効果あらしめるための必須の条件であるのである。
特に、神癒という種類の、聖霊が感合してその治療が行なわれる段階になると、どうしても「愛」が深くなければ、それは成就しないと考えてよい。
何故なら、聖霊とは神の愛の念波であるからである。
ラザロが死んでその家族たちが歎き悲しんでいたとき、「イエス涙を流し給えり」と聖書にある。イエスの如く他の人の苦痛や歎きに対して、自分が涙を流す程の愛念がなければならないのである。
愛は自他一体の感情であるから、愛を通して相手の悩みを自己に摂取するのである。洗濯屋がよごれ物を貰って来るようなのが、相手の悩みを自己に摂取することなのである。貰って来ないで洗濯はできないのである。
つづく
谷口雅春著 「生命の実相」