① 癌を克服した三つの記録
○ 癌は「心の状態」のあらわれである
現代の日本では、癌にかかったら殆ど決定的“死病”であって救済の道はないと一般人には信じられているのである。そのために、医師は患者を“癌”と診断しても、患者自身には明瞭にその病名を告げないのが恰(あたか)も道徳であるのように考えられていて、病名を患者に知らせることは恰も、本人に「死刑の宣告」を与えるようだと遠慮されて、
妻とか良人とか、親だけに、秘密で病名を知らせておくのが普通のようである。そのため、患者は、自分で気を廻して、胃癌という診断書を出されないでも、自分で「胃癌」と早合点して途方もない悲喜劇を演じていることが随分あるのである。
しかし、生長の家のように「肉體は心の影」という立場にたって考えて見ると、何も癌は恐ろしいことはないのである。癌はやはりその人の「心の状態」があらわれているのだから他の病気と同じように、癌をあらわしている「心の状態」を、平和に調和に、天地一切のものに感謝するように、特に祖先に、父母に、妻ならば夫に、夫ならば妻に、感謝する気持ちを起こさせると癌は消えてしまうのである。
○ 癌が消える話
癌の治療に先立って、もっと簡単な「肉體の塊」である瘤(こぶ)が自分の「精神の変化」によって消えた實例をあげ、「肉體の塊」と「精神の変化」とがこのように、密接に関係するものであることを知る心の地固めをすることにしたいと思います。
い
それは昭和四十五年六月二十一日、私は山形県の村山市の市民会館で生長の家の講習会を催したのであるが、その時、山形市小白川五の十六の一に住む本田コトさん(60歳)が次のような體験談を聴衆生多勢に対してなさったのであった。以下録音のまま―
つづく
谷口雅春著「人間無病の原理」
☆ 愛の展開が天国である
吾々は原因結果の法則の中に生活しているのであるから、その法則から免(まぬが)れることは出来ないのである。「主よ主よ」と呼んでも神の心(即ち愛)を行じないものは天国に入ることは出来ないとキリストも言っている。「生長の家」の誌友名簿に登録されていても、愛を行じない者は天国へ行く改札口を通されないのである。愛とは単に天国へ行く通行券であるばかりでなく、愛の展開が天国なのである。愛するところに天国はひらけ行き、憎み、さばくところに地獄は現出するのである
★ 生長の家に入信しても天国行きの切符はくれるかどうかはわからないのです。!笑!だから生長の家に入ったら病気治るとは言いません!笑!だからどこの生長の家の道場に話を聞きに行っても講演料は当然とられますが、それ以外は一切とられませんから安心して下さい!それで本当に治っていくのだから!笑!私みたいな長い事やっている人間ははじめに体の悪そうな人見つけてこの人がどう変わるのか見るのが楽しみです!すいません、病気の人には失礼ですが、何回見ても、聞いても「へー」と驚いてしまいます。谷口雅春先生の真理が如何に素晴らしいか改めて実感する時です。