◎ 人生は神生なり

                       藤原敏之先生

                       すべてを癒やす道より

 

 

赤ちゃんは誰がつくるか

 

 

 

私のところに相談に来られる人はたいてい「どうしたら救われましょうか?」といって泣いてこられるのでありますが、私は「あなたはそれ以上にどうしてもらいたいのですか?どうしてもらったら救われたと思われるのですか?」と逆におたずねすることがあります。

 

 

 

どんなにしてもらっていても気がつかぬくらい困ったものはありません。真昼間、日がカンカン照っていて明るいのに、目を閉じて光を見ないで「暗い、暗い」といって「どうしたら明るくなるでしょうか?」といっているようなものです。よくよく考え考えてみますと救われていない人間なんて一人もいないのです。

 

 

 

一体神を離れ、神の恵みなくして地上に人間として生れ出ることが出来るでしょうか。先ず人生の根本から考えてみましょう。人生の一番の初まりは何でありましょうか。第一に人間の力で人間(子供)をつくることが出来るでしょうか。親の力で人間つくることが出来るでしょうか。もし゛自分の力で子供を造った゛などと思っておられたらそれこそ大変なまちがいであります。

 

 

 

私はよくお子様の問題で泣いて相談にこられる方に「そのお子様はあなたの子ではないですよ」と申しますと、「いいえ、私の子供でございます。もらい子じゃありません。私がうんで、私が育てて大きくしたのです」といわれますので「本当にあなたがお造りになったの?」とききますと「ええ、そうですよ」といわれる。

 

 

 

それでは赤ちゃんが生まれたとき、かわいい目の玉を二つもつけて出て来ますが、あの目玉いつ頃つくってはめてあげたのですか?」ときくと「そんなものつくるわけないでしょう!」と申されますので、「ああ、そうですか。それじゃ何を造ってあげたのですか?髪の毛をちゃんと生やして生まれてきますが、あれはいつ頃植えてあげたのですか?」ときくとまたも「そんなもの私が植えるわけないでしょう!」といわれる。

 

…省略

 

 

何をたずねても「そんなことするわけないでしょう」といわれるので、「それではあなたは何一つして上げてないのですね」と申しますと

 

… 省略

 

あなたが造ったことになりませんね

 

…省略

 

このように子供は造るものではなく授かるものなのです。

 

人間以外の何ものかの力によって生まれ出るものである

 

… 省略

 

人間は人間の意志や計画によって造れるものではなく、人間以外の何ものかの力によって生まれ出るものであることがわかるのであります。生長の家では子供が授かり、子供が生まれるのは、まったく神業であり神意によるものであると教えられるのであります

 

 

 

すべて神意によって始まった人生であることがよくおわかり頂けると思うのであります

 

 

 

つづく

 

 

 

 

☆ 本当にそうですね!ブログの不妊治療等見ると最初から自然ではなくいきなり御主人と病院にいって人工授精で子供を作ろうされている方いましたね!‼️