◎ 信こそすべて  ―私の体験から―

                       藤原敏之先生

                       すべてを癒やす道より

 

○ 永久歯が二度はえた!

 

 

私は入信二年目に幹部のお勧めに4日、地方講師試験を受け講師を拝命いたしました。講師になって間もない頃の体験ですが、現在三十四歳になる次男が小学校一年生の頃の出来ごとであります。

 

 

 

この子は生まれたときから大きな体格をしておりまして、体重が四千百グラムもあり、その後も順調に発育して、…乳歯から永久歯に生えかわるのも早く、一年生のときには上の門歯が二本とも生えかわっていました。

 

 

 

…手洗場の水道の蛇口から水を口のみしているところを、友達が後から思いきり頭をついたので生えたばかりの向こう歯(門歯)二本が内側に折れこんでしまったのです。…゛それでは今抜けた前歯は永久歯ではないか。永久歯が抜けたら二度と生えないだろう。これは入れ歯をしてやらなければいけないな゛と思ったのであります。

 

 

 

これが常識です。ところが信仰の世界では、この常識の世界を超越するのです。ずいぶん無茶だと思われるかもしれませんが、私はその頃生長の家のみ教えにふれて真理を体得させて頂いて二年目であり、地方講師という尊い使命を拝命した直後で、感激そのもののような毎日でしたので、その瞬間にハッと常識を否定したのです。

 

 

 

「イヤイヤそんなはずはない。神様は何もないところからこの脳髄をはじめ、心臓も肺臓もその他ことごとくの内臓器官をおつくりになり、眼も耳も鼻も口もこの歯までもちゃんとおつくりになったのではないか。この子には歯は絶対必要なのだ。神様は必要なものなら必ずお造りになられるのだ。歯の一本や二本ぐらい必ず下さるーッ」と強く心に念じて゛

 

 

 

ありがとうございます。ありがとうございます。歯は既に頂きました。ありがとうございます。ありがとうございます。゛と一心に念じて、それ以来歯のことなど一切心配しないでいたのであります。

 

 

 

ところがそれから約一年たって左の方の一本が生えたのであります。その間一切気にしないで忘れていたのであります。 …あれからもう三年も経ったのに、未だに歯が生えない。…゛思い切って義歯を入れてやらなければならないかなー゛と思ったのであります。

 

 

 

がまた、そのあとから、゛いやいや神様に不可能はない。必要なものなら必ず下さる。一本生えたのだもの、後の一本も必ず生える゛と私の心配と疑いの念(おもい)を打ち消し、゛必ず下さる。既に頂いている゛と強く念じて、またそのまま忘れていたのであります。

 

 

 

それから約一ヵ月くらいたったでしょうか。子供が「上の歯ぐきが痛い」と言い出しましたので、…痛いはずです。三年もかたまった歯ぐきを破って白い歯が見え出し、ついに立派な歯が生えたのであります。・・・省略・・・

 

 

 

「ぼくは歯科医ですよ、専門ですよ、今世界中で、三回目の歯が生えたという例はありませんよ。石灰質の固まりが出来たというくらいはたまにありますが、永久歯が抜けて生えかわったという例は絶対にない」といわれたのであります。

 

 

 

私は今でもべつだん不思議な出来ごとであるとは思っていません。キリストは「芥子種(からしだね)ほどの信仰だにあらばこの山に動いて海に入れといわば即ち入らん」と教えています。

 

 

 

谷口雅春先生は「神において能わざるはなし」とお教え頂きます。゛これはちょっと難しいであろう゛などと思うときはすでに神を離れ、神を忘れて自分の考えや常識にてらしてみているときです。本当の神を観ないで心に空想し、心に描いただけの神を想っているときです。

 

 

 

これは神がすべてのすべてであり、神は一切の根元であり、神以外の何ものも存在しないという超実在としての神を観ていない証拠であります。

 

 

 

相対の神を心に描き、客観的な神を認めようとし、神様を自分に都合のよい生活をするための利用機関か、困ったときに頼みにくい協力機関くらいに考えている人が沢山あります。

 

 

 

それで「私は神を信じております」といわれますが、それは信じているのではありません。内容をよく分析してみると、信頼する心であり、強くあてにしているだけの心であります。

 

 

 

つづく

 

 

 

 

☆ 今日のところは良い事例ですね!

 

◉ 先ず永久歯が折れた!二度と生えないから、・・・これが常識と気づいた!

 

ところが信仰の世界では、この常識の世界を超越するのです

 

◉ それで常識を否定した。

 

この子には歯は絶対必要なのだ。神様は必要なものなら必ずお造りになられるのだ。歯の一本や二本ぐらい必ず下さるーッ」と強く心に念じて゛

 

ありがとうございます。ありがとうございます。歯は既に頂きました。ありがとうございます。ありがとうございます。゛と一心に念じて、それ以来歯のことなど一切心配しないでいたのであります。

 

◉ ここですね!すべての問題の解決する秘訣です。

 

この子には歯は絶対必要なのだ!神様は必要なものなら必ずお造りになられるのだ。

ありがとうございます。と感謝されて歯は既に頂きました。ありがとうございますと祈った。

 

まだ成就していないのに、「既に頂きましたありがとうございます!」この祈り方です。

普通は神さま歯を下さいと祈りますが、これは歯が無いと宣言している事になります。これだけ資金が必要です。お願いしますと祈ります。資金が無いといっていますので、無いのです。

 

神さまの世界にはあるのです、既に頂きましたありがとうございます。と祈ると有ると認めたのと、ありがとうございます、感謝する事により現実に現れると云う事です。

 

祈って神さまに任せたら忘れるこれが良いのです!一番都合の良い時に出して下さいます。神さまは祈る前からすべてご存知ですから一番良い時に良いようにしてくれます。

 

テレビの電波は今既にすべての電波がここにありますがスイッチを入れて何チャンネルにするか合わせないと映りません!それと同じです。神さまの供給や癒しは既にここに来ています。受けとれば良いのです。