「生命の實相第三巻」

 

 

◎「生命」は愛と知恵とによって生く

 

 

○病気は非実在

 

 

 

神のみ実在であり給い、神は生命でありますから生命のみ実在であり、「生命の虚」は換言すれば非実在でなけれぱならない、したがって生命の虚なるところの病気は非実在でなければならないのであります。

 

 

 

実在するということはそこに神があるということであります。神がなければそこになに物も存在しえない。

 

 

 

いやしくもわれわれ自身が存在するならば、その存在するものは神である、その存在するわれわれは神である。神以外になに物かが存在するという二元論は、神に対する一大不敬の論であります。

 

 

 

キリスト教でも、神に対立する悪魔の存在をみとめれば、神に対する一大不敬を冒(おか)しているのであります。

 

 

 

本当の正しい信仰は神以外になに物も存在しないというー大信念でなければならないのであります。

 

 

 

このようにわれわれは「人間は神である」という。人間が神であるといっても、心霊学者のいうような明神(みょうじん)であるとか、水神(すいじん)であるとかそういう個別的な神霊―したがって相対的な存在であるところの個々別々の霊のことをいうのではない、

 

 

 

神と交通するといえば、そういう個々別々な霊魂と交通することだと思うようにして、人間は宇宙最高の神、絶対的な円満完全な神とは感応交通できるものでないと誤解されやすいようにしたのは、霊媒を使って研究する近代心霊学のー大蹉跌(さてつ)であります。

 

 

 

絶対的な、唯一完全なる神は、それが絶対的であるがゆえに、われわれの内に遍満し、われわれはその神の内に存在を有し、われわれはこの神に対して心を開くと神の生命の流れが、現実世界に流れ込んで来るこの心を開くというのはどうするかといいますと、

 

 

 

念のフイルムを陰のないものにする、明るい像のフィルムをかけて映写機械を回転すれば、舞台のスクリーンに明るい活動写真が映るのと同じように、心に思い浮かべる念を明るいものとすれば、この現実世界が明るくなるのは、前にも述べたとおりであります。

 

 

 

それでは心が明るくなるにはどうしたらよいか、それはつとめて笑うようにするだけでも心が明るくなる。

 

 

 

けれども本当に根本的に心が明るくなるには、人間本来、神の子なりという真理を知ることと、人間本来「神の子」なる事実を生きる―すなわち愛を実際の生活にあらわすこととが第ーであって。

 

 

 

感覚的方面から明るくたもってゆこうとする方法は、時には効果を現わすこともあれば、時には失敗することもあります。

 

 

 

笑うということでも、踊るということでも、心が本当にわれ神の子なりとの自覚にはいって笑えてくる、ひとりでに手の舞い足の踏むところを知らなくなってくるというような笑いであり踊りでなければ本当ではないのであります。

 

 

 

しかし、人間本来神の子の真理をきいたけれども、形の世界で固くるしく表情が固まっている習慣があるような人にはまず笑うと効果があるのであります。

 

 

 

笑ったために病気の治ったという「生長の家」家族は随分多いのであります。

 

 

 

前章に述べました大阪支部の中畑さんヘ紹介されて来た六十四、五歳のお婆さんのことを申しますと、このお婆さんは子宮筋腫で下腹に塊りができてそれがだんだん大きくなってきた。

 

 

 

医者に見てもらえば、不治であるというのであります。われわれにいわせれば不治ではない、腹の中に塊りができているのは陰気が凝っているのであるから笑うようにしなさいといって、

 

 

 

毎日つとめて笑わわすようにしたところが、だんだんその筋腫が小さくなって治ってしまったという話はかって書いたとおりであります。

 

 

 

われわれの本来相といおうか、実在相といおうか、それはすでに救われている。

 

 

 

すでに健康ある、すでに幸福である―はじめから救われているのですから、救われるも救われぬもない、はじめから円満完全自由実在な神の子であり、神そのものである。

 

 

 

だからわれわれはその本来相をどうするとか、どうせぬとかいうことは問題にはならない。われわれにとって問題となるのは、その本来相がいかにして現象世界に映ってくるかということであります。

 

 

 

しかし、それも別にむずかしい問題ではない、円満完全なる親なる神と自分が繋っている、無限生命なる神と自分が結ばれている、無限知恵なる神とわれわれ自身が一体である、

 

 

 

無限力量の神とわれわれ自身がー体であるということを自覚した程度にしたがって現象世界のわれわれに与えられる―すなわち顕われてくる生命と知恵と力量とがいろいろ相異してくるのであります。

 

 

 

つづく

 

 

谷口雅春著「生命の実相第三巻」○「生命」は愛と知恵とによって生く

 

 

 

 

 

☆今日は「病気は非実在」と書いてあります!コロナも非実在です。非実在だからと言ってマスク外したり、人の嫌がる事はやったらいけませんね!神は愛ですから、御心に反する事になります。

 

先程近所のクリニックの前通ったらクリニックの中も、外もたくさんの人です。新しいクリニックで一度行った事ありますが人が多くて待たされるのと、クスリばかりたくさんくれるのでそれっきり行った事ありません。

 

もう一つの昔からやっている評判はやぶと言っていますが、そこは空いていて、大丈夫と言って、薬もたいしてくれません!笑!私にとっては最高のお医者さんです。行くのは健康診断ですけど!笑!