◎ 病を癒す心の持ち方とその実践法

 

人間は本来健康であるのが實相(ほんとうのすがた)であり、病気や不幸などは偽物のすがた(仮相)である!「病気は本来無い。神の造リ給わないところの病気は全然無い。

 

病気とは心に描いた仮相的存在でありますから ……  中略 …… 病気の夢を見ていた人が目を覚まされた時のように、今まであると思っていた病気が、どうしてこんなに治ったのだろうと不思議がるような事実も出来て来るのであります」

 

 

 

つづき

 

 

 

◯ 「われ神と偕にあり」の自覚が恐怖心を去る

 

 

 

恐怖心は、すべての精神の正常な活動を麻痺してしまう働きをもっている、恐れてはならないのである。

 

 

 

けれども単に「恐れてはならない」と教えられるだけで、恐怖心が去るものではない。

 

 

 

併し、全能の神が今現にましましてあなたを護っていられることが判れば、貴方は決して恐れることはないのである。

 

 

 

恐怖心を去るには常に「われは神と偕に在り。神に護られてあり。如何なる悪も、吾れには近接くことが出来ない」

 

 

 

と瞑目(めいもく)精神統ーして念ずるようにすれば、それを取去ることが出来る。

 

 

 

朝目ざめた瞬間にこの言葉を念じてから起き、又、就寝の際にこの言葉を念じながら熟睡に入るならば

 

 

 

潜在意識にある恐怖心が除かれて大変効果があるのである。

 

 

 

 

つづく

 

 

 

 

谷口雅春 著 「新装新版「真理」第2巻」

 

 

 

 

 

 

★潜在意識と出てきましたので簡単に、心には二通りの働きがあると言うことです。氷山で説明してあります。海の下が約9割(潜在意識)海の上の氷が約1割(現在意識)、現在意識で繁栄しよう、儲けようと思っても潜在意識に罪の意識等ある場合は、潜在意識が働いてわざわざ失敗する商売をやるようです。海の下の氷が大きいから海流に流されるという事です。藤原先生の説明がありますので参考に

 

 

潜在意識

 

 

眠っている時も働いている心、皆さんの意識には二通り働きがあります。現在意識と潜在意識と言って、意識と観念です。目が覚めているとき思うのが意思、ところが観念というのは、心理学では潜在意識と言って気がつかなくても働いている意識です。

 

目が覚めているときに働いているのが現在意識ですが、それでも気がつかないうちに働いている意識がある今息をしているでしょう。これ考えてしていますか。寝たときどうですか、もし考えていないと息が出来ないというのなら、寝られはしませんよ。

 

心臓もそうでしょう、今考えて心臓を動かしている人はいないでしょう。何にも思っていないけれども動いている。胃や腸にしたってそうです。知らないうちに食べた物を消化している。みんなほったらかしでも心配ない。みんなわかったような顔をしています。

 

うん、それは生理作用よじゃあ、生理作用って何ですか?生理作用とはなんてことはない、生理作用じゃがなあ新陳代謝って何ですか?新陳代謝は新陳代謝じゃがなあこれは皆さん、何にも知らないでおるのに、ちゃんと働いておる心があるんですよ。

 

何を食べても赤い血にするのよ。菜っ葉ばかり食べていたから、いつの間にか青い血になっておったということはないよ。何をお上がりになっても赤い血になるの。その赤い血が黒い髪になって、肉になって、皮膚になって、白いお乳になる。そういう働きをしているのが、皆さんの中にある。

 

当たり前だと思っているけれども、どんな偉い学者が何百人集まっても、一滴の血もできないのですよ。それを考えてみると、皆さんの中にはどんなことでもする力があるということです。

 

世界中の学者を集めてもできんことをやっている。それをつかさどっているのが観念です。そうすると、皆さんの観念は、うっかり下手なことを注文したら、その通りのものを作り出すよ。当たり前でしょう、いやなことでも注文したら作るのですよ。何でも作る。

 

これを利用したのが催眠術というのは、現在意識を眠らせて、潜在意識に直接注文する。そうすると潜在意識というのは、注文したら注文したとおりのことを作り出すのです。

 

私の友達が得意に催眠術の話をしていましたの。私は興味があったから感心して聞いていた。そこに中学生がいて、けなす。

 

「何をそんなばかなことがあろか」それを聞いた私の友達が「何を偉そうなことを言うか、そんならかけてやろうか」と言う。またその中学生が横柄にも「おお、かけてみい、おらそんなもんかかるかい」そういうことを言うた。

 

「よしかけてやる。椅子にかけろ」と椅子にかけさせた。そうしたらその中学生は頑張っていたね。ところがその頑張っていた中学生に「君がな、いくら頑張ってもだめなんだよ」潜在意識に話しかけてるんだね。重苦しい言葉で絶対眠るという言葉をかけて「ほーら眠とうなった。ほら寝た、寝た…」そうすると頑張っていた中学生が寝た。

 

その寝てる中学生に細い竹を握らせた。その竹を握らすときに、何と言ったかというと、「これは熱く焼けた火箸だ。真っ赤に焼けとるから、これを掴んだら火傷する」暗示をかけた。目が覚めていれば見えるから竹だとわかる。だけれども、眠らされているから、その竹を握らそうとすると嫌がるのです。

 

見れば竹だとわかるのだけれども、目のある心の方は寝ている、目のない心の方は真っ赤に焼けた火箸だと思いこんでいる。その竹を握らそうとすると、いかにも熱いものを避けるように嫌がる、だからかける方が捕まえていて握らすと、ちょうど焼けた火箸を掴んだと同じ格好をして熱がる。

 

嫌がるのを無理やり握らせていると、いかにも熱い熱いと振りはなそうとする。放してやると、パッとほうりなげたよ。それから目を覚ますんですが、私はすぐ見たら、なんとたまげたね、確かにただの竹の棒を握らしたのを見ていた、ところが、その手は水ばれが出来ていた。

 

ちょうど焼けた火箸を掴んだように、水ばれが出来ていました。潜在意識が火傷をすると思うと、竹の棒で火傷をするのよ。

 

 

以下省略

 

 

★ 竹の棒で火傷するという事です!逆に潜在意識を利用して子供の学習の効果もあげられるようです。子供が寝て一時間いないがいいようです。頭が良いとか、何でもできるとか暗示をかけるといいようですよ!笑!

 

当ブログの人類無罪宣言に潜在意識の作用ということで谷口雅春先生のが掲載してあります。

それと当ブログの病気の精神分析に、白血病と舌癌の精神分析があります。