日本の正しい歴史

 

 

◎ 大宇宙 「高(たか)・天(あま)・原(はら)」

 

 

 

◯ 無相にして一切を内に蔵する神

 

 

 

この宇宙の御中(みなか)に主なるところの神様、これが「天之御中主神」(あめのみなかぬしのかみ)様である。

 

 

 

天之御中主尊(あめのみなかぬしのみこと)とも謂う。ミコトというのはコトバを尊(とうと)んでいったのです。

 

 

 

御(み)コトバなのです。宇宙の本源の、現象が末(いま)だ発(はつ)せざるところの元のコトバ―  それがこの「天之御主神」様であります。

 

 

 

本源の神様ですから、この神様は男にあらず女にあらず、陽にあらず、陰にあらず、地にあらず、天にあらず、白にあらず、黒にあらず、七色(しょく)にあらず、―  というふうに、どんなものでもない。

 

 

 

併(しか)し、一切のものがその中にあるのであります。

 

 

 

あたかも太陽光線の無色が色々のものに触れて反射すると、赤くもなるし、橙色(だいだい)にもなるし、黄色にもなるし、緑色にもなるし、青色にもなるし、藍色(あい)にもなるし、菫色(すみれ)にもなる。

 

 

 

このように七色に分光するのでありますけれども、その七色が、渾然(こんぜん)と一つに統一されてしまいましたならば、もうどんな色もない。

 

 

 

太陽光線は無色だと普通言われているのはそのためであります。

 

 

 

無色なら全然色がないかというと、その無色の中に一切の色があるのである。

 

 

 

だから、その無色の中の色の「赤」だけを反射するものを持って来ると、紅花のように「赤」が見えて来るのでありまして、

 

 

 

無色というのは、全體の色が未だ発しないだけの事であって、色が無いのではない。

 

 

 

で、天之御中主神は、一切のものが自分の中にあるけれども未だ発していないのであるから、どんな姿もあらわれてないという譯であります。

 

 

 

つづく

 

 

 

谷口雅春 著 「古事記と現代の預言」

 

 

 

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◎ 自然災害は迷いの自壊作用

 

 

 

自壊作用という語(ことば)は資本主義経済制度が高度に発達した暁には懸隔(けんかく)が甚だしくなり、そこに社会的に罅裂(かれつ)を生じて、内部闘争が激しくなり資本主義そのものが内部から自己崩壊するに至るというマルクスの唯物史観を信ずる左翼陣の人々が「資本主義の自壊作用」などという語(ことば)をよく使ったのでありますが、

 

 

 

病気に関連して、信仰がー変すれば病気が自己崩壊するという意味で自壊作用を説いたのはクリスチヤン・サイエンスの創始者であるエデイ夫人であります。この場合、自壊作用のことをエデイ夫人は(ケミカライゼーシヨン)という語を使って、それを「心のー転に由(よ)る化学的変化」というように定義しているのであります。「迷いの崩壊に伴う肉体状態の激変」とでも言えばー層わかり易いかも知れません。

 

 

 

いままで医者にかかっても中々自分の病気が治らない。所謂(いわゆる)慢性病という種類の病気で常に肉体が苦しい、時々痛む、それがいつまでも治らない。こんな状態のときには、その患者は多分、常に自分の“心”の中にその病気をつかんでいて放さないでいる。放さないでいるものだから病気の方でも離れて行かない訳であります。

 

 

 

ところが、その人が例えば『生命の實相』を読む、そしてその中に書かれている「病気本来無」の哲学に触れて「病気なんて本来ないのだ。自分の心がその病気をつかんでいたから、自分の想念に支えられて病気の姿があらわれていたのだ。病気を心から放そう。病気を放ち去って“人間本来・神の子”なる健康な実相の方へ振向こう」こう思って心が“神の子”の実相の方にー転して振向く。

 

 

 

そうすると今まで「病気はこの通りアルのだ」という信念又は想念によって支えられていた虚像であるところの症状は“その序支え々がなくなるのでガタガタと壊(くだ)けて崩れ落ちることになるのであります。その時に、今までその人の心の中にあった迷いが、高層建築のように高く積みあげられていた場合には、症状の急転が非常に激しいのであります。

 

 

 

今まで慢性症状的に少しだけ始終痛んでいた症状が、突然、恰(あたか)も急性の病気のように激烈に痛み出したり、急激に体温が昇って高熱を発したり、激しい下痢症状を起して大量の排泄物があったりする等の如き、症状の激変を伴うのであります。迷い高ければ自壊おおしに当るのであります。

 

 

 

そんな時に、「自分の病気はー層重くなった」とその自壊作用をその人の心が受取りますと、自分の肉体は自分の信心の具体化でありますから、その自壊作用が症状の好転につながらないで却(かえ)って「病気が増悪した」という信念が具象化することになり、衰弱の増加につながるおそれがあるのでありますから、

 

 

 

このような症状の激変の際には、必ず必ず「これは迷いの自壊作用であるから、病気はこれによって自壊する。自壊した後は、台風一過後の青空のようにわが実相の健康さがあらわれる」と一心に念ずるようにしておりますと、その症状の激変を契機として、病気は峠を超して健康が回復して来るのであります。

 

 

 

 

★ ここにありますように、いよいよ安倍政権によって、憲法が改正されようとなってきました。今まで現憲法を占領憲法としらず、これを維持している限り日本は弱体化するように作られた憲法だとは知らず、憲法改正をしようとしなかった政府も国民も、この憲法はおかしいのではと気づきやっと政府も国民も日本の正しいあり方に気づいたので、良くなる為の、その70年もの迷いの自壊作用が起こっていると思います。今こそ心明るくしてこれで占領、植民地、日本は終わりを告げまともな日本国家になるんだと、皆で災害復興に憲法改正に立ちあがる時と思います。