◎ 人種平等の世界を築いた大偉業

 

 

 

◯ 大東亜戦争の世界史的意義

 

 

 

つい最近、マレーシアのマハティール氏は九十二歳の高齢をもって再び首相に就任、来日して安倍首相と会見した。

 

 

 

同首相は復帰後、最初の訪問先に日本を選び、日本を手本として学ぶ「ルックイースト政策」を今後一層強化することを表明した。同氏は二十二年間も首相をつとめたマレーシアの代表的政治家であり、大の親日家である。

 

 

 

マハティール氏は先の首相時代、平成四年、香港における国際会議でこう述べた。「日本の成功が東南アジア諸国に自信を与えた。日本がなければ欧米の世界支配は永久に続いていたはずだ」

 

 

 

この衝撃的発言に米英代表は怒り狂って退席、ひと悶着を起した。香港はこのときまだイギリスの植民地であった。

 

 

 

「日本の成功」とは何か。第ーが明治維新による新生と植民地の阻止、第二が日露戦争の勝利、第三が大東亜戦争である。

 

 

 

大東亜戦争は敗北はしたものの、わが国が掲げた戦争目的のーつ、東亜諸民族の解放・独立は、自国の敗戦という大犠牲を払いつつ見事に成功したのである。

 

 

 

今日、独立国は約二百弱だが、そのうち非西洋の独立国は百十数カ国である。

 

 

 

マハティール首相は、明治維新・日露戦争、大東亜戦争を柱とする近代日本の成功が、東南アジア諸国に自信を与える原動力となったのであり、

 

 

 

もし二十世紀に日本という国家が地球上に存在しなかったならば、欧米による非西洋諸国ヘの植民地支配は「永久に続いていたはずだ」とまで言うのである。

 

 

 

これこそ非西洋人全体の肺腑の底から吐き出された真実の叫びであった。

 

 

 

つづく

 

 

 

岡田幹彦 氏「谷口雅春先生を学ぶ」誌より

 

 

 

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◎ マハティール首相  「立ち上がれ日本」より

 

 

 

 

はっきり申し上げれば、いまの日本人に欠けているのは自信と愛国心です。

 

 

日本が『愛国心』という言葉に過敏になる理由は、私にもわかります。確かに、過去に犯した多くの過ちを認める用意と意思は持たなければならない。

 

 

 

しかし半世紀以上も前の行動に縛られ、恒常的に罪の意識を感じる必要があるのでしょうか。ドイツを見てください。誰が彼らに、戦争中のナチスの残虐な行為を謝罪して回るよう求めているでしょうか。

 

 

 

しかし日本ではどの首相も、2世代も前の人間がやらかしたことを謝罪しなければならないと思っている。

 

 

 

これは不幸なことです。日本が再び軍事大国になることはないという、近隣諸国の不安を取り除くための保証さえあれば、謝罪の必要はありません」

 

 

 

 

 

 

 

★ 今日本人にかけているのは自信と愛国心です。と書いてあるように戦後の日本は占領軍の日本弱体化政策により「国家」「国民」「わが国」などの言葉の禁止。国家的な英雄を扱ってはならない(これに、たとえば日露戦争の英雄東郷平八郎元帥は教科書から消えた)。

 

立派な皇族がいたことに触れてはならない(天皇に関する言葉は一切禁止。)国歌「君が代」や「祝祭日唱歌」を教科書から削除。

 

そのほか、GHQの占領政策を批判してはならない、東京裁判を批判してはならない、原爆投下を批判してはならないといった言論活動へ数多くの禁止事項、ラジオ番組や映画、出版への検閲と介入などで、戦後の人間に日本に尊敬、誇りを持つという事は皆無に近いのではないでしょうか?