◎ 教育の根本基礎
教育の根本は夫婦の調和にある。
陰陽和合し夫婦相和して子が生れる。
子の存在の第一基礎は夫婦の和であることは明らかである。
基礎工事が完全に行なわれない家は砂上の楼閣であるから崩れるのは当然である。
夫婦の和なき家庭の子が好き具合に育たず、或は肉体は健康であっても性格異常となったり、
成績不良となったりするものである。
本(もと)立って末立つのである。
本の立たない末と云うものはあり得ようがないのである。
仲の良い夫婦だと云う家でも、実はどれほど仲が良くないか気が付いていない場合が多い。
否(いな)、仲が良い夫婦ほど良人を甘く見て、夫婦喧嘩をしないけれども、
妻が夫の思いを無視し自分の好き勝手です振る舞って、それに何とも夫が反対しないのであるから、
夫がそれに賛成しているものと思い、多寡(たか)を括(くく)って仲が好いと自惚(うぬぼ)れている妻もあるけれども、
それは本当に仲が良いのではないのである。
夫は面倒くさいか、諦めているか、
云っても仕方がないと思って口を曝(つぐ)ぐんでいるかしているだけであって、
夫自身の思いが蹂躙(ふみにじ)られられている場合には
「その夫に秘められたる不快の念は蓄積されているものであって、いつかはそれが形にあらわれる。
そのような思いが子供の不成績や不健康に表現されることもあリ得るのである。
つづく
谷口雅春 著
★今まで何回も出てきましたが、教育の根本が夫婦調和にある。といきなりハッキリ言われ本当に夫婦調和なのか我が家の過去を振り返ってみました。笑!
そうかもしれないではなくそなんですね!結局全ての問題解決も全て一つなのでしょうね!夫婦調和、両親に感謝ここから全ては始まるようですね!