もう少しで 僕は消えるけど
それでも君だけは 離したくはない
切ないくらい 君に包まれた あの日々を
僕は 忘れない
byいつかどこかで聴いた歌詞
歌詞とか別にいいんだけれど、一番響いたのが もう少しで僕は消えるけど、って所だった。
人間もこの世の全てのありとあらゆる物質や生き物は生まれたからには死ぬために生きているということ。
今何をする事が出来るのかだけで、全ての意識と行動とその生が変わると言うこと。
やらなければならない事が有る人が多いのに、天命に気が付かず、気が付いても知らないふりをしてそのまま生きていること。
善と悪も表裏一体。
悪が強く動けば動くほどに、善と言う光は眩しく光り輝く。
善は悪が有るからこそ存在する事実。
既にそこに悪が存在する必要性が有ることを善は知っている。
イエスキリストは何故一番弟子のユダに自分を裏切らせる大役を任せたのか。
子々孫々まで永遠に虐待される運命を背負うことを選んだユダ。
ユダは自らその役を買って出たのだ。
キリストがよりそのカリスマ性と神聖さを際立たせる為に。
自分の子供を愛せない親がいる。
無条件に親は子供を愛するだろう、と感じられる人は幸いだ。
そこに存在する悪意は他人の比では無いほどに恐ろしくも残酷だからだ。
愛情と言う無条件の無垢な善は、虐待やいじめによって無残にも踏みにじられては心に深い闇を抱かされる。
今自分に出来ることは、他の誰の為に生きることではなく、自分自身の天命に気が付いて精一杯行き切ることだ。
何もしなくても何かをしても、やがて全て死ぬ。
無くなるのだから。
もう少しで僕は消えるけど
その前に何か後悔しないことを全力でしておこう。
消える定めなら少し抗って自分の中の全てを出し切ればいい。
飛び、遊び、話し、笑い、泣き、怒り、哀しみ、悲しみ、善を尽くし、悪を少し、全てを知るのなら小さな者たちに伝えておけばいい。
私はその為に生きるから。
あなたも残すべき物を沢山書いて生きて下さい。
あなたが持つその天分の才能は、今生で生かすべき能力。
そんなあなたを心より尊敬します。
また私を書いて下さい。
約束です。
恵美子。