あれほど私を愛してくれた人は居ない。
私はその手が好きだった。
いつも海に行っては将来の事を夕方になるまで話したね。
私を守る為に色々な事を犠牲にして初めて言葉なんかよりも行動が全てなんだと言う事を教えてくれた人でした。

今あなたから見た私は、思うように生きていますか。

いつか私もそちら側に行く時が来たときには、その綺麗な手で迎えに来てくれますか。

あなたに会える日を夢に見ながらこうして残り火の毎日を過ごしているのかもしれません。

あの車はたまに見かけます。