終わりの始まりになるのか
分からないけど一応おわった
分からないけど、今日は昨日よりいい日だった
暖かかったし
少し動けた
もっと温かくなるともっと動けるかな

明日は朝から動きたいな
あと欲しいものとしたいことがあるから本を買わないと

雨が降ってるし風邪かうるさい
あと少しで無くなるけど
足しはしない



廃校を改装した大きな貯水槽
例のあの子
「ついに私の願いが叶うの」彼女はそう言う
それは私の事かと勘違いして恥をかく
実は、その友達が新たに付き合い出す報告だった
合宿所に似た施設の裏側にバイク屋ができていた
高圧的な態度で接する同級生の男子がそこで働いている
非常に高い床、奥には森の遠景、足元は隙間の多い板張り
合宿所の大掃除
あまり吸わない掃除機、綺麗になるホウキ
例の子と一緒に閉会式に遅れる


去年の4月、私を裏切った彼女が出てきた
彼女はどこまでも私にとって都合の良い人間になっていた
その関係だけを望んでいた

去年の4月に一緒に東京まで行った彼も出てきた
また卒業できなくなるイメージを見た
数学に歯が立たず焦る
昔住んでいた学生寮にいた、消灯後
向かいの部屋からは当時の知り合いが酒を飲みながら出てきた
部屋は南側の部屋、二人ようの中部屋だった
街灯が照らすエントランス周りを見ていると、音もなくヘリコプターが着陸してきた
すぐに
女子寮から下級生が担架に乗せられてヘリに乗り込んで行った
 

自分の主体性の無さなのか。

親か、親戚か、知り合いか。
わからないから治し用がない。
 
何も習慣化出来ない。
承認も貰えない。
自尊心もない。
貯金もない。
学歴もない。
夢もない。
 
何も無い

自分の学生時代になんて何の価値もない。

 

自分を取り巻く環境が変わる度に、過去の人間関係を清算して来た。

だが今となってはどうだろう。

僅かな記憶から、ネット上に存在する過去の痕跡を探してみたり、思い出の地に赴いてはノスタルジーに浸ってみたりと

結局のところ、過去に決別なんかつけられていない。

日々薄れゆく記憶を引き出しから取り出しては眺め、その繰り返し。

最初は歪で手触りの悪かったそれは、いつしか角が取れ手垢によって光沢すら放ち始めた。

別れを告げた過去が日に日に輝きを増して行く。

しかしその総量増えることはなく、僅かな摩耗を繰り返しながらその光る球状の記憶片に想いを馳せる。

 

自分が過去の引き出しの前に居座ってる間にも、時間は過ぎ去って行くし、歳もとるさ。

 

こんな小難しい言葉を並べくどくどと語ってはいるが、つまるところこれは焦りの表れなんだ。

 

きっかけは、昔付き合ってた娘の名前をGoogleで検索するなんていう文字にするだけでも悶えそうな行為をしたから。

そんな事をしてるくせに、過去との決別だなんて格好をつけて言ってしまってるあたり最高に痛々しいけどね。

 

もともと自分は初志貫徹なんていう崇高な考えとは無縁の人間だ。

都度周囲の空気に合わせて意思を捻じ曲げ、自分を騙し、同調に努め、かつ責任の所在は自らの外に置くような浅ましい知恵と軽薄な作り笑いで今まで生きて来た。

こんな性根でまともな自意識が芽生えるはずもない。

 

だから2度にわたる辞職も、うつ病モドキも全て私を取り巻く環境が悪いんだ。

細く縮れた性格を形成するようになったのも、全て奴らが悪い。

 

彼の代わり。初めて降りた駅。知らない道。暗い部屋。

 

夜の校庭。濡れたベンチ。二本の空きカン。ブランド物のジャージ。コバルト色の夜明け前。

 

反響する声。冷たいシャワー。

 

忠告。古い油の匂い。消灯後の静かさ。

 

夕方のコンビニ。偽善。留学。

 

裏切り。後輩。高音。合宿の夜。

 

壁越しの声。うわさ話。大きな笑い声。