<発足の経緯>
従前、S.B.Cは
「ミニバス・部活・クラブチームの補完となる『バスケ塾』」
という側面がありました。
しかしながら昨今、以下のような問題が多く見られるようになりました。
「所属チームの雰囲気や指導者と合わず、辞めてしまう」
「勝利至上主義や、活動が過酷なチームへは、参加するのが躊躇われる」
「所属チームを辞めた後、次の所属先が決まらない」
「部活動の縮小で、今後、活動場所が失われてしまう」
結果として、チームバスケットに触れる機会を失ってしまうケースが増えてしまっており、従前のような「他チームに所属している選手にとっての補完」というスクールの方向性が、今後は成立しにくくなる可能性があります。
スクールとしても、従前の方向性を漫然と続けるだけでは、メンバーのバスケットライフが充実したものにならなくなる、という強い危機感を覚えました。
今後は部活動が縮小傾向となり、クラブチームでの活動をせざるを得ない可能性が高くなります。
しかし、勝利至上主義、実力至上主義に傾倒しているクラブが多く、子供達にとって、雰囲気が合わないことや、心身に過度な負担がかかることも予想されます(過剰な活動スケジュール、遠方への頻繁な遠征等、学業に支障が出たり、心身を傷つけられるケースも多く聞いています)。
また、クラブチームの活動や勝利を追求するため、保護者負担も相当なものとなっているケースが多く見られます(遠征、合宿、練習試合等、長距離の送迎や引率、それに伴う費用負担等)。
そこで、S.B.Cにおいて、既存のU-15クラブチームとは方向性の異なるクラブチーム環境を提案することとなりました。
<クラブチーム参加要件>
チャレンジクラスメンバーのうち、小5~中3であり、他チーム(ミニバス・部活・クラブチーム等)でJBA登録していないメンバー
(小学生については、JBAの規則により、年度毎に最大2名までとなります)
<クラブチームS.B.C基本理念>
1.S.B.Cの理念を土台とした、楽しく、安心して伸び伸びと取り組めるクラブ
2.学業、その他の学生生活(遊ぶことも含む)を過度に犠牲にしない、適度な活動頻度・練習負荷のクラブ
3.保護者負担の少ないクラブ(当番や役員なし。公式戦等で遠方となる場合は指導者が引率。保護者は交通費のみ負担)
4.基礎基本を大切にし、難しい練習やハードな練習にも、仲間で励まし合い、助け合いながら楽しく取り組めるクラブ
5.年齢、経験、体格、実力等に関係なく、公平に機会が与えられるクラブ
6.関わる全ての人(家族、友人、仲間、試合主催者、対戦相手、審判、TO等)へのリスペクトを大切にするクラブ
<クラブチームS.B.C活動方針>
1.公式戦には可能な限り参加します。
2.対外試合は少なめ(最多でも月2回まで。スクール内での練習ゲームを重視します)、遠征等も可能な限り少なくし、合宿なども原則として行いません。行う場合も、参加は任意とします(練習で取り組んだ課題を確認することが試合の意味であり、試合ばかりではバスケIQが育ちません。また、メンバーの心身や時間的な負担、保護者各位の経済的負担の軽減を重視します)。
3.通常練習は従来よりもハードに行います(体力や脚力向上のドリルも積極的に行います)。月火水金日のチャレンジクラス(上級)練習がクラブチーム練習を兼ねますので、週5回の練習機会のうち3~4回程度を自由に選択し、参加して頂きます。
4.座学への出席は原則として必須です(クラブチームとして共通理解の構築、知識の獲得が必要です。土曜夜の予定です)。Google Meetを活用しますので、Google Meetアプリをご準備下さい。
5.高校カテゴリへの推薦・紹介等は一切行いません(メンバーの将来のため、進学はまず学業で獲得すべきと考えます)。
6.上記の理由から、学業不振の場合は試合への出場機会を減少、或いは出場停止とします(学業すらできない者は、バスケットをしても上達しません。学生の本分を疎かにする者はコートに立つ資格なしと考えます)。
7.定員は原則、15名とします(一人あたりの出場時間確保の観点から)。
8.クラブチーム登録希望者の多寡に関わらず、クラブチーム登録は行います。ただし、人数(目安は8人)が揃わず、公式戦出場ができないこともあり得ます(5〜7人等、少人数での公式戦出場については、都度、検討します)。
9.公式戦に出られない、チーム編成ができない場合、クラブチーム予備軍の選手や、クラブ非参加のチャレンジクラスメンバー、OB等に助っ人に入ってもらい、公式戦の代替となる練習試合を行うことがあります。
10.クラブチーム登録メンバーは、クラブチーム活動に伴う費用負担があることを予めご了承下さい。
11.チームである以上、勝利は目指しますが、勝利のために育成を犠牲にすることは、絶対に行いません。苦戦や敗北にこそ多くの学びあり。その方向性に疑義がある方は参加しないで下さい。
12.ケガを抱えている選手は原則、完治まで別メニューとします(通院を除き、練習には原則として参加。ケガをしていても上達を模索すること、チームに貢献する意識を持つこと)。
13.クラブは様々な地域からの参加者に対応するため、通常練習は夜をメインに行います。睡眠時間確保のため、お子様には必ず「学業や翌日の準備は、学校の休み時間や、練習前の時間に済ませる」ことを徹底させて下さい。限られた時間でタスクをこなすこと、スケジュール管理をすることは、将来への経験としても重要です。
14.ゲーム出場の優先順位は「学年」「練習参加率」「スキル」「数字に出ない貢献(仲間への声かけ、積極性、練習態度等)」を総合的に評価して判断します。判断については指導者に一任して頂きます。
15.指導方針、選手起用等については、より良いことを、常に責任を持って検討してまいりますので、判断は指導者に一任して頂きます。
16.他チームから移籍する場合、必ず元のチームで円満に退団・移籍の手続きをした後に参加して下さい。いかなる理由があったとしても、所属してお世話になっている団体に対し、礼を失する振る舞い、不義理を働くようなプレイヤー・ご家庭は、S.B.Cとしては受け入れができません。(そういったトラブルがなかったか、S.B.Cから先方に確認することがございますので、予めご了承下さい)
17.試合日程への参加は最優先です。安易に休まれると、他のメンバーに迷惑がかかってしまいますので、極力参加して下さい(欠席が多い場合、その後の出場時間に影響することを予めご了承ください)。
18.当面は想定していませんが、仮にメンバーが多くなった場合、外部からの参加はお断りし、S.B.C在籍年数の長いメンバーを優先します。
19.その他、S.B.Cの理念に根差した活動を行うこと。
<最後に>
S.B.Cは元々、「子供達の望む環境がない」→「だったら作ってしまおう」という考えから始まったスクールです。
そして今、ミニバスやクラブチームの環境が合わない、部活動縮小で環境を失う等、「子供達の望む環境がない」という状況がまた、生じてしまっております。
「だったら作ってしまおう」、今回もそういった考えに基づいています。
このクラブチーム構想は、S.B.Cの理念が根本にありますので、
「勝利を最優先にしたい」
「高校カテゴリへの推薦がほしい」
「とにかく沢山試合がしたい、遠征がしたい」
等の価値観には絶対に立ちません。
そのようなクラブは無数にありますので、そちらを選ばれて下さい。
















