父の入居施設から
電話があった。
父の近況報告だった。
半年間で4キロ減。
もう、小学生レベルの体重。
胃ろうでも、
体の働きに対して適量でないと
食道を戻ってくる(口から食べなくても誤嚥になる)ようで
摂取カロリー(量)を少なくしている。
体重の減少は、仕方がない。
しかし、このまま進んでいくと
どうなってしまうのかな?
とも思う。
今でさえ、
骨と皮のようなのに・・・
で、今回
今までとの違いは
便の色。
ちょっと血便の症状があると。
あとは痰の絡みが
頻繁になったとのこと。
そうなのかーと
ただただ話を聞いていたが、
これからもしものことが
あるかもしれないので
再度意思確認を
したいとのことだった。
今までも何度も
このパターンを経験している。
その度に覚悟するのだか、
もしもは
いまだにやって来てはいない。
父強し!
電話で意思確認があった。
「ごきょうだいも同じ考えですか?」
と確認があり、
「はい」と答える。
何度も話し合っているので
大丈夫なのだが、
施設側は簡単に
信じるわけにはいかないようだ。
で、施設にて
書類も交わしてほしいとのこと。
いつもは私が行くのだが
ここは、きょうだいに頼もう!
なかなか頼めなかったことも
一度託してしまうと
頼みやすくなってきた😁
早速きょうだいへ連絡。
父の人生の終え方を
書面で問われ、
父の名と自分の名を
書いて判を押す。
簡単な作業だけど、
この書類の重さに
いつもズドーンと気持ちが
重くなることだ。
自分がどうありたいのかと
いう父の意思を
伝えておいてほしかったな。
父の願いだからと
少しは気持ちが楽だったかもしれない。
書類を交わすときに
「本当にごきょうだい
同じご意見なんですね。
では書類にサインを!」と
施設の方から言われたとのこと。
いろんな家庭があるんだろうな・・・
やはり、本人の気持ちを
回りに伝えておくことって
大事よね。
きょうだいで考えが同じで
本当によかった。
ズドーンと重くなることなのに
さらに意見の食い違いがあったら
およそ9年間の介護、
乗り越えられなかったかもしれないな。


