それでも、大学を卒業すれば
どうにかなると思っていた。
短大全盛の時代、私は4年生の有名な大学で
がんばって卒業した。
途中から成績優秀で、給費の奨学金ももらっていたくらいだ。
だから、就職は問題なくいけると思っていた。
バリバリ働いて稼ぎたかった。
そこへきて、不況、男女格差、という現実を知る。
それに、顔や見た目で判断される事も。
私は、ブスでもないが美人でもない。
愛想は悪い。
だって、こんなに苦労してきたんだもの。
就活中、セクハラまがいもあって、不信感もいだき始めていた。
また、誰よりも苦労している私が、女というだけで
同期の苦労していない男に待遇の差があるのも
許せなかった。
だから、就職しなかった、というよりできなかった。
苦労話をすると、嫌なを顔をされた。
おとなしくて、にこにこしている、お嫁さん候補が欲しかった会社だったのだろう。
世間知らずな私はしらなかった。
そして、就職できないままフリーターへ。