お久しぶりです。昨年から体調を崩し、ずっとブログを更新することができずにいました。

では、アンラッキー続きであったのかというと、そうではなく。

むしろ、これまでビクともしなかった運命の扉が、いきなりフワッと内側から開いてしまったかのような、不思議としかいいようがない出来事や御縁を授かっている今日この頃です。

着付士としての仕事が立て続けに舞い込んだり、着付教室の生徒が増えたりして、充実した毎日を送っています。

さて、世間は卒業式シーズン。私のところにも、ありがたいことに幼稚園や小学校を卒業するお嬢様、そしてお母様達の着付けを頼まれました。

最近の小学校の卒業式では、男の子も女の子も袴をお召しになるお子様方が多いのですね。お母様達が袴の着付けをしてくれる着付士を探すのに、大変苦労しているというお話を伺いました。

小学生の袴姿はたいそう可愛らしく、やはり和服は素敵だなと感慨もひとしお。

袴姿の卒業生を見送る下級生の女の子達は、目がキラキラしていました。

髪の毛をセットして袴姿になると、あどけない表情が一変。

ほんのりとはじらいをにじませた笑顔は、大人の女性への一歩を踏み出したようで、とても眩しく輝いて見えました。

このお着物や袴、髪飾りは、お嬢様自身のコーディネートだそうです。なんとネットを見ながら自ら注文したのだとか。さすが、ＩＴ世代のお子様ですね。

私も楽しくお仕事させていただきました。

最後までご覧くださいまして、ありがとうございました。

「卒業」から始まる、新しい出会い