まとめです。
結果として大家側の収支ですが推定ですが
敷金+30000円
司法書士費用-120000円
休室損害-200000円(裁判のために半年以上リフォームしてませんでした。)
訴訟費用-30000円
合計-320000円
賃借人の収支
敷金-30000円
司法書士費用0円 国費負担
合計-30000円
今回の相手の貸主側の失敗として
0感情的になり、お互いの落としどころを見つけられなかった。
1感情的になり、訴訟をしてコストをかけた(12万払って取れるか分からない裁判をするより泣いて敷金を返すなり少額のみ気持ちで請求すべきだったと思います)。
2入居して6年以上であるのに減価償却をせずに修繕費をすべて請求した(適正額の請求なら多少は認められたかも)。
3生活保護者に請求したこと。訴訟費用は法テラスで負担いただけます。
4裁判中にリフォームをしておらず、休室損害が発生した(高い見積りを出して実際は安いリフォーム代で仕上げるとそこをつつかれますからね)。
運否天賦の戦いでコストかけちゃダメです。
6年以上居住で強気で攻めるのはリスクが高すぎます。
今回などは請求を放棄してリフォームを進めた方が費用は掛からなかったはずです。
そして減価償却という概念が全く貸主にありませんでした。それどころかパッキン代も請求するというがめついことをしてきました。相手方代理人も減価償却をしないまま請求をしてきました。
これまで家賃で300万円は入っているのにそれを無視してふんだくるのは正義に反します。
私は、訴訟での敷金返還は初めてでした(少額なことが多いので費用と合わないことが多いのです。訴外交渉とと原状回復費用請求訴訟はあります)。
良い経験でしたので経験を共有したいと思います。
判決文が欲しい場合は、コメントいただければ掲載を検討します。