ドイツ無電柱化100%日本の「無電柱化」頓挫の元凶は電力ムラの利権体質…ふうこのドイツ de マンガ Kalligrafieより

 

 

欧州の主要都市の無電柱化率はほぼ100%で、ジャカルタやソウルも30~40%だというのに、自称先進国の日本では東京23区でも約8%という有様。その原因は何なのでしょう。「ふうこのドイツdeマンガ Kalligrafie」よりリブログさせていただきます。

 

 

<抜粋>

 

日刊ゲンダイDIGITALから 
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/261916
 

 

実は無電柱化については、1960年代から東電が議論の俎上にのせていた。
95年の阪神・淡路大震災でも
多数の電柱倒壊が顕在化したにもかかわらず、
対策は遅々として進められてこなかったのだ。

原因には「電柱の維持管理事業の7~8割を、
特定の業者が受注している」(業界関係者)という電力会社の
特殊事情が影響している。

「実際に電柱の維持管理などを発注するのは、
東電の100%子会社である東電パワーグリッド(PG)や
関連企業の関電工。コストを電気料金に上乗せできる
『総括原価方式』を取る東電側と
特定の受注業者には電柱維持管理を巡る“利権構造”が
出来上がっているのです。

東電側は業者の仕事を守り、業者は天下りを受け入れる。
無電柱化となれば、業者はこれまで地上で行ってきた
作業内容をガラッと変えざるを得ない。
最悪、仕事を奪われかねません。

利権構造を壊したくない東電は、無電柱化に及び腰なのです。
東電内部では“良識派”が何度か無電柱化の必要性を訴えたようですが、
最終的に頓挫したといいます」
(抜粋おわり)

 

 


 

 

都内ですら、8%の無電柱化というのはびっくり!それにしても、こんなところまで電力ムラの影響があって、そのために被災者の方々がかく苦しめられたとは…しかも、その原資は私たちが毎月支払う電気代…本当に不条理です

 

 

原子力事故を起こされても経営陣は無罪放免。台風に屋根を飛ばされ、家を壊滅に追いやられ被災者は路頭に迷っているのに、天下り先まで用意されている電力ムラに既得権を与えるために、私たち市民は高い電気代を支払わされている現実…どこまで既得権者に吸い取られ続けるのでしょうか。

 

 

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